答えを出すより、課題を見つける力。
2020.04.30
ものづくりでは、「どう加工するか」が技術だと思われることがあります。
もちろん、それは大切な技術です。
しかし、本当に価値のある技術者は、加工方法を考える前に「何が課題なのか」を見つけることができます。
図面を見る。
材料を確認する。
使用される環境を想像する。
お客様が何を求めているのかを考える。
そうして初めて、本当に解決すべき課題が見えてきます。
課題を正しく理解できなければ、どれだけ優れた加工技術を持っていても、お客様が求める結果にはつながりません。
例えば、寸法は図面どおりでも組み付けしにくい部品になってしまうことがあります。
精度は十分でも、扱いにくく現場で困ることもあります。
図面だけを見れば正解でも、実際の現場では最適とは限りません。
だから私たちは、「図面どおりにつくる」だけでは終わらせません。
この部品には、どんな役割があるのか。
どこに気を付けるべきなのか。
もっと良い方法はないのか。
そうした視点を持ちながら仕事をしています。
課題を見つける力は、一日で身につくものではありません。
経験を積み、失敗を重ね、多くの仕事と向き合う中で少しずつ育っていきます。
そして、その力は加工だけでなく、お客様との打ち合わせや社内の改善にも活かされます。
(株)アリスは、答えだけを持つ技術者ではなく、課題を見つけ、お客様と一緒に解決策を考えられる技術者を育てたいと考えています。
良いものづくりは、良い答えからではなく、良い問いを見つけることから始まると、私たちは信じています。
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