入社したら、こんなふうに仕事を覚えていきます
未経験で製造の仕事を始めるとき、一番不安なのは、
「自分にできるのかな」
ということだと思います。
(株)アリスでは、入社してすぐに難しい加工や判断を任せるわけではありません。
最初は、実際の製品に触れながら、仕事の基本を一つずつ覚えていきます。
材料を準備する。
加工が終わった製品のバリを取る。
表面を整える。
傷や汚れがないかを見る。
測定工具を使って寸法を確認する。
製品を傷つけない持ち方を覚える。
まずは、こうしたところから始まります。
最初のうちは、教えてもらった通りにできるだけでも十分です。
仕上げる場所を間違えない。
測る位置を確認する。
分からないまま進めない。
一つの仕事を終えるたびに、少しずつ経験を増やしていきます。
そして、仕事に慣れてくると、次の段階へ進みます。
ただバリを取るだけではなく、
「この材質は少し削れ方が違う」
「透明な製品だから傷をもっと注意して見よう」
「この部分は薄いから、力を入れすぎない方がいい」
と、製品による違いが少しずつ分かるようになります。
測定でも同じです。
最初は決められた寸法を測るところから始まります。
でも、3Dデータや図面データと実物を何度も見比べているうちに、
「この寸法はこの部分のことなんだ」
「ここが大切なところなんだ」
と、データと製品がつながって見えるようになります。
さらに経験が増えると、今度は自分で考える場面が出てきます。
「この仕上げ方の方がきれいになりそう」
「この傷は一度確認した方がいい」
「このやり方なら、次はもう少し早くできるかもしれない」
最初は教えてもらう側だった人が、少しずつ自分の判断を仕事に入れられるようになります。
(株)アリスでは、この変化を急がせるつもりはありません。
分からない段階では、具体的に教える。
一人でできることが増えれば、少しずつ自分で考えてもらう。
その人が今どこまで理解していて、何ができるようになったのかを見ながら、教え方も変えていきます。
仕事を覚えるスピードは、人によって違います。
一度で覚えられることもあれば、何度か経験してようやく分かることもあります。
大切なのは、昨日できなかったことを、一つずつ自分のものにしていくことです。
そして、その先には機械加工やCAD/CAMなど、さらに広い仕事があります。
仕上げや測定で実際の製品を知っているからこそ、3Dデータを見たときにも、
「この形はこう仕上がるんだ」
「ここは加工すると難しそうだ」
と理解できることが増えていきます。
入社した日から、いきなりエンジニアになるわけではありません。
実物に触れる。
見る。
測る。
考える。
またやってみる。
その積み重ねによって、少しずつものづくりが分かるようになる。
(株)アリスでは、そんな順番で仕事を覚えていきます。