東大阪の研究開発現場から生産現場までの「ものづくり」なら【株式会社アリス】試作サンプル、切削加工、精密部品加工、可視化部品製作、透明化処理、現物からの製作、単品OK

  • トップ
  • ニュース
  • プラスチック樹脂加工では、熱との付き合い方も大切になる

プラスチック樹脂加工では、熱との付き合い方も大切になる

2016.02.18

プラスチックや樹脂を切削加工するとき、形や寸法だけではなく、熱について考えることがあります。

機械加工では、工具が材料を削るときに熱が発生します。

金属加工でも熱は重要ですが、樹脂材料は種類によって熱の影響を受けやすいものがあります。

加工中に温度が上がる。

材料がわずかに膨張する。

柔らかくなる。

加工後に冷えると寸法が変わる。

場合によっては、変形につながることもあります。

だから樹脂加工では、ただ速く削ればいいというものではありません。

工具の種類。

回転数。

送り速度。

一度に削る量。

加工する順番。

こうした条件を考えます。

特に薄い部品や細長い部品、大きな面を削る部品などでは、加工の仕方によって形状へ影響が出ることがあります。

一方だけを大きく削れば、材料内部に残っていた力のバランスが変わることもあります。

加工直後には問題がないように見えても、時間がたつとわずかに反る場合もあります。

そのため、必要に応じて少しずつ加工を進めます。

片側だけを一度に仕上げない。

途中で材料の状態を見る。

加工後に寸法を確認する。

必要であれば時間を置いて再確認する。

材料によっては、こうした進め方が有効になることがあります。

研究開発用の試作品では、形を早く確認したいことがあります。

しかし、急いで加工した結果、熱による変形が大きくなれば、正しい評価ができません。

生産設備部品でも、寸法が変われば取り付けや動作に影響します。

だから、加工時間だけを見るのではなく、使用できる状態まで含めて考えます。

樹脂には、それぞれ異なる特徴があります。

硬い材料。

柔らかい材料。

熱に強い材料。

熱による変化が比較的大きい材料。

同じプラスチックという名前でまとめても、加工するときの性質は同じではありません。

材料を知ること。

加工中の変化を見ること。

測定結果を確認すること。

そこから次の条件を考えること。

(株)アリスでは、樹脂加工を単純に金属加工の置き換えとは考えていません。

樹脂には樹脂の考え方があります。

削る技術だけではなく、熱や変形も含めて材料と付き合う。

それも、プラスチック加工の大切な部分です。

                 一覧へ戻る
アリスの仕事に対する想いを見る オリジナルサンプル制作