失敗したとき、一人で答えを出さなくてもいい
仕事で失敗したとき、誰でも落ち込むことがあります。
「どうして気づかなかったんだろう」
「もっと早く確認しておけばよかった」
「周りに迷惑をかけてしまった」
そんな気持ちになるのは、決して珍しいことではありません。
私自身も仕事で失敗しますし、解決方法がすぐには見つからない仕事を引き受けることもあります。
心配になることも、悩むこともあります。
だからこそ、失敗した人を責めることより、問題をどう解決するかを大切にしたいと考えています。
分からないことは、一緒に考えればいい
例えば、初めて担当する仕事で、予定どおりに進まないことがあったとします。
何が原因なのか、自分では分からない。
そんなとき、一人で悩み続けても答えが見つからないことがあります。
(株)アリスでは、まず何が起きているのかを確認することを大切にしています。
どこまでは予定どおりだったのか。
何が変わったのか。
どの段階で問題が起きたのか。
分かっていることと、まだ分かっていないことを整理する。
そして、一緒に原因を考えていきます。
すぐに答えを教えるだけではなく、なぜその方法が必要なのか、どのような理由で判断するのかも共有していきたいと思っています。
納得できると、自分で判断できるようになる
仕事には、決められた手順があります。
最初は、その手順を覚えることから始まります。
ただ、手順を覚えることと、仕事を理解することは同じではありません。
なぜ、この順番で進めるのか。
なぜ、ここで確認が必要なのか。
なぜ、この方法を選ぶのか。
理由まで理解できると、いつもと違う状況になったときにも、自分で考える手がかりになります。
もちろん、教える側がいつも正しい答えを持っているとは限りません。
経験の浅い人が、先に大切なことに気づく場合もあります。
だから、立場に関係なく、事実を確認しながら一緒に考えることが必要だと思っています。
仕事を任せられる人になっていく
初めから何でも一人でできる必要はありません。
分からないことを質問する。
教わったことを試してみる。
結果を確認する。
納得できなければ、理由をもう一度確かめる。
その積み重ねによって、自分で判断できることが増えていきます。
誰かに言われたとおりに動くだけではなく、仕事の目的を理解して、自分で考えられるようになる。
それが、作業を覚えることから、仕事を任せられるようになることへの大切な変化だと思います。
(株)アリスは、結果を出すことと同じくらい、一人ひとりが自分で考え、判断できるようになることを大切にしています。
失敗を責めるためではなく、次は自分の力で解決できるようになるために。
そんな経験を、日々の仕事の中で積み重ねていきたいと考えています。