面接でうまく話せなくても、それだけで人は分からないと思っています
面接では、受け答えがはっきりしている人の方が良く見えることがあります。
明るい。
話しやすい。
質問にもすぐ答えられる。
もちろん、それも一つの良さです。
でも私は、それだけで人を判断したくないと思っています。
以前、(株)アリスで働いてくれた女性に、第一印象だけでは本当の良さが分からない人がいました。
話し方は少しぶっきらぼう。
受け答えも淡々としている。
見方によっては、あまりやる気がなさそうに感じる人もいたかもしれません。
でも、一緒に仕事をすると印象はまったく違いました。
任せた仕事はきちんとする。
ごまかさない。
自分なりのこだわりを持って仕事をする。
必要なときには、私の考えを理解して支えてくれる。
何より、真面目で誠実でした。
私は、その人と仕事をしたことで改めて思いました。
人の本当の良さは、最初の数十分だけでは分からない。
だから(株)アリスの営業事務スタッフを考えるときも、「面接が上手な人」だけを探しているわけではありません。
営業事務は、お客様からの注文を受け、製造へつなぎ、材料会社や協力会社とも連絡を取りながら仕事を進めます。
その中で必要なのは、派手な自己PRより、
相手の話をきちんと聞く。
約束したことを忘れない。
分からないことをそのままにしない。
納期が厳しそうなら少し早く動く。
誰かが困っていれば、自分にできることを考える。
そんな日常の積み重ねです。
面接で上手に自分を売り込めても、実際の仕事で誠実でなければ困ります。
反対に、面接では少し緊張していても、毎日の仕事を大切にできる人なら、その良さは仕事をする中で見えてきます。
私は、そちらの方をきちんと見たいと思っています。
もちろん、お客様や協力会社とやり取りする仕事なので、必要なコミュニケーションはあります。
ずっと無口でいいという意味ではありません。
でも、誰とでもすぐ仲良くなれる必要はない。
営業のように自分を売り込む必要もない。
大切なのは、相手に失礼のないように伝え、必要な情報をきちんとつなぎ、仕事を止めないことです。
もし、
「面接になるとうまく話せない」
「自分をアピールするのが苦手」
という理由で、自分に自信をなくしている人がいたら、それだけで可能性を狭めなくてもいいと思います。
人の価値は、話し方だけでは決まりません。
一緒に働いて初めて分かる良さもあります。
(株)アリスでは、そんな部分まで見られる会社でありたいと思っています。