「今のままでは嫌だ」と思った日も、次へ進むきっかけになる
仕事を変えたいと思っていても、実際に動くのは簡単ではありません。
新しい職場になじめるだろうか。
未経験の仕事を覚えられるだろうか。
今より悪くなったらどうしよう。
そう考えているうちに、時間だけが過ぎてしまうこともあると思います。
私自身、最初から一本の道を迷わず進んできたわけではありません。
製造の仕事をし、運送の仕事をし、その後は営業へ移りました。
さらに仕事をする中で、設備やFA、空調、油圧・空圧、クリーンルーム、量産部品など、まったく違う分野にも関わってきました。
仕事が変わるたびに、最初は知らないことだらけでした。
でも、その経験が今では全部つながっています。
だから私は、今の仕事が自分の最終地点だと決めなくてもいいと思っています。
今、派遣社員や契約社員として働いている人もいるでしょう。
今の働き方が自分に合っているなら、それも一つの選択です。
でも、
「このまま何年も同じなのかな」
「もう少し自分にできることを増やしたい」
「正社員として、長く続けられる仕事を見つけたい」
「ものづくりを一度やってみたい」
そんな気持ちが心のどこかにあるなら、無視しなくてもいいと思います。
新しい仕事を始めたからといって、すぐに自分が変わるわけではありません。
(株)アリスの製造スタッフでも、最初は簡単な仕事から始まります。
製品を仕上げる。
寸法を測る。
加工された部品を確認する。
少しずつ材料や製品のことを知る。
最初は、それだけです。
でも一つできることが増えると、次の仕事が見えてきます。
測定ができるようになる。
製品を見るポイントが分かる。
3Dデータと実物が少しずつつながる。
仕上げ方について自分の考えを持てるようになる。
気づいたことを、周りへ伝えられるようになる。
変化は小さくても、積み重なると以前の自分とは違ってきます。
私は、人が変わるというのは、性格を別人のように変えることではないと思っています。
おとなしい人は、おとなしいままでいい。
人付き合いが得意でなければ、無理に社交的になる必要もありません。
ただ、仕事に必要なことを一つずつ身につけていく。
昨日より少しできることを増やす。
自分の考えを、必要なときに一言伝えてみる。
そんな変化でも十分です。
大きく人生を変えようとすると、怖くなることがあります。
でも、次の仕事を一つ選ぶことならできるかもしれません。
「今のままでは嫌だ」
と思った気持ちは、自分を否定する材料ではなく、次へ進むためのサインになることもあります。
(株)アリスは、最初から完成した人ではなく、これから少しずつ自分の仕事をつくっていきたい人とも、一緒に働きたいと思っています。