信用はいただくもの、信頼は積み重ねるもの
(株)アリスでは、「仕事は4回目が勝負を決める」と考えています。
新しいお客様から最初にいただくご発注は、多くの場合、お試しのご依頼です。
品質は期待どおりか。
図面の意図を正しく理解しているか。
納期は守れるか。
相談しやすく、安心して任せられる会社か。
お客様は、一回目の仕事で私たちの姿勢を見ています。
二回目、三回目のご発注では、一度だけでは分からない品質の安定性や対応力、仕事への取り組み方を確認されます。
私たちは、この期間を「信用をいただくための時間」だと考えています。
だからこそ、一件一件の仕事に妥協はありません。
試作品が一つであっても、生産部品が一つであっても、常に同じ姿勢で向き合います。
そして四回目のご発注をいただいたとき、私たちはようやく「継続して任せてもよい」と判断していただけたと受け止めます。
同時に、お客様が求める品質やスピード、判断基準やものづくりへの考え方も少しずつ理解できるようになります。
しかし、四回目はゴールではありません。
本当の信頼関係は、その先にあります。
試作、実験装置、治具、生産部品など、さまざまなご依頼に一つひとつ誠実に応え続けることで、お互いに言葉にしなくても伝わる「阿吽の呼吸」が生まれていきます。
信頼は、一度の仕事で築けるものではありません。
小さな約束を守り続け、期待を積み重ね、困ったときに頼っていただける存在になること。
その積み重ねが、長くお付き合いいただけるパートナーへとつながります。
新しいお客様との出会いが増えている今だからこそ、(株)アリスは一件一件の仕事を決して軽く考えません。
信用をいただき、信頼へと育てていく。
その積み重ねこそが、お客様とともに価値あるものづくりを続けるための原点だと考えています。