2年目で求められる「安定してできる力」
昨年4月に入社した新卒社員も、今年で2年目を迎えました。
(株)アリスでは、1年目と2年目では求める内容が少し変わります。
1年目は、「できることを増やす」ことが目標です。
加工、仕上げ、検査など、さまざまな仕事を経験しながら、ものづくり全体の流れを理解し、一つずつできることを増やしていきます。
そして2年目になると、次の段階へ進みます。
それは、「できることを安定して再現できるか」という力です。
一度できたことと、いつでもできることは違います。
製造現場では、材料や加工条件、形状などが変わることも少なくありません。そのような状況でも品質を維持し、決められた手順を守りながら安定した加工ができることが、お客様から信頼されるものづくりにつながります。
例えば、
・加工条件が変わっても落ち着いて対応できるか。
・品質を安定して維持できるか。
・問題が起きたときに原因を考え、次の行動につなげられるか。
こうした力は、一朝一夕で身につくものではありません。
だからこそ、問題が起きたときには、その場だけで終わらせるのではなく、一緒に原因を整理し、改善方法を考え、次に同じことが起こらないよう振り返る時間を大切にしています。
(株)アリスでは、プロフェッショナルとアマチュアの違いは、「失敗しないこと」ではなく、「同じ失敗を繰り返さないこと」だと考えています。
失敗から学び、改善を積み重ねることで、技術は少しずつ自分のものになっていきます。
評価や給与についても、この考え方をもとに、一人ひとりの成長段階を確認しながら見直しています。
重要なのは、今どこまでできているのか、そして次に何ができるようになれば成長につながるのかを、お互いに共有することです。
「できることを増やす」1年目。
「できることを安定して再現する」2年目。
この基礎を積み重ねることが、その先の提案力や応用力につながり、技術者として成長していく土台になると私たちは考えています。