お客様と一度も会わずに、仕事が進む理由。
(株)アリスのお客様の95%以上は、直接お会いしたことのない方々です。
この数字を聞くと、少し意外に感じる方もいらっしゃるかもしれません。
ものづくりの仕事では、打ち合わせを重ね、実際に顔を合わせながら進めるイメージがあるからです。
しかし、(株)アリスでは、遠方のお客様からも多くのご相談をいただいています。
仕事のやり取りは、メールや電話が中心です。
図面や資料を確認し、必要な条件について質問しながら、製作内容を整理していきます。
直接お会いできないからこそ、大切になることがあります。
それは、相手の説明を正しく受け止めることです。
例えば、「できるだけ精度を高くしたい」というご相談があったとします。
その言葉だけでは、具体的にどの程度の精度が必要なのかは分かりません。
どの部分に精度が必要なのか。
何を基準に確認するのか。
どのような用途で使用するのか。
そうしたことを一つずつ確認していきます。
電話では伝わりにくい内容もあります。
図面だけでは判断できないこともあります。
その場合は、資料や画像などを使って、認識を合わせることが必要になります。
重要なのは、会っているかどうかよりも、お互いが同じ内容を理解できているかどうかです。
もちろん、実際にお会いすることで分かることもあります。
現場を見なければ判断できない仕事もあるでしょう。
そのような場合まで、メールや電話だけで対応できるとは考えていません。
しかし、仕事の内容に応じて必要な情報を整理し、確認しながら進めることで、距離を越えてものづくりに取り組むことはできます。
(株)アリスにとって、遠方のお客様との仕事は特別なものではありません。
日々の仕事の中で、相手の意図を理解するための方法を工夫しながら、経験を積み重ねてきました。
距離が離れていても、仕事への向き合い方まで遠くなる必要はありません。
お客様がどこにいらっしゃっても、必要なことを確認し、誠実に仕事を進めていく。
それが、(株)アリスのものづくりです。