一個からのものづくり。少量多品種に向き合う技術。
製造業には、同じ製品を大量につくる仕事もあれば、種類の異なる部品を少量ずつ製作する仕事もあります。
研究開発や設備製作、治具の製作などでは、一個だけ必要な部品や、数個だけ製作する部品もあります。
こうした少量多品種のものづくりでは、大量生産とは違う難しさがあります。
製作する部品が変わるたびに、図面を確認し、加工方法を考え、材料や工具を準備する必要があります。
同じ部品を繰り返し製作するのであれば、加工条件や段取りを改善しながら効率を高めることができます。
しかし、一個だけの製作では、その部品を初めてつくる段階から、必要な品質を実現しなければなりません。
試行錯誤に使える材料や時間も限られています。
だからこそ、加工を始める前の準備が重要になります。
どのような工程が必要なのか。
加工中に注意すべき部分はどこか。
必要な精度をどのように確認するか。
一つひとつの判断が、製作全体に影響します。
(株)アリスでは、創業以来、試作品や開発部品、設備部品、治具など、少量多品種のものづくりに取り組んできました。
同じ加工方法を使える仕事もあれば、まったく異なる考え方が必要になる仕事もあります。
一つの部品をつくるために、新しい材料について調べることもあります。
経験のない形状に出会い、別の加工方法を検討することもあります。
このような仕事は、決して単純な繰り返しではありません。
しかし、異なる仕事を経験することで、材料や加工方法、設備の特徴に関する知識が広がっていきます。
そして、ある仕事で学んだことが、別の仕事を解決するヒントになることもあります。
一個の部品にも、考えるべきことがある。
その積み重ねが、少量多品種に対応する技術力を育てていくのだと思います。
(株)アリスは、一個からのものづくりにも、一つひとつ丁寧に向き合っていきます。