「私がやった方が早い」から、「この人に任せたい」へ
仕事をしていると、頼られる人がいます。
何かあったときに、
「あの人に聞けば分かる」
「この件は任せておけば大丈夫」
と思われる人です。
私は、営業事務スタッフにも、そんな存在になってほしいと思っています。
最初から何でもできる必要はありません。
むしろ、最初は分からないことが多くて当然です。
お客様の名前。
材料の種類。
協力会社。
製造の流れ。
納期の考え方。
3Dデータや図面データの扱い。
一つずつ覚えていきます。
でも、仕事を続ける中で少しずつ違いが出てきます。
頼まれたことを、そのまま処理する人。
もう一方は、
「この後どうなるんだろう」
まで考える人。
例えば、お客様から変更の連絡が来たとき。
ただデータを差し替えるだけではなく、
「もう製造は始まっていないかな」
と考える。
納期の問い合わせが来たとき。
製造へ確認するだけでなく、
「材料は入っているのかな」
「協力会社の工程はどうなっているかな」
と考える。
そういう積み重ねで、仕事の理解が深くなっていきます。
私は、営業事務の良さは、仕事を知れば知るほど「自分に任される範囲」が広がっていくところにもあると思っています。
最初は確認してから返事をしていたことを、自分で判断できるようになる。
社内から、
「この案件、どうなってる?」
と聞かれたときに答えられる。
お客様から連絡が来たときに、
「確認します」
だけではなく、その場で分かることが増える。
自分の中に仕事の情報が蓄積されていきます。
そして、ある日、
「この件は○○さんに任せておけば大丈夫」
と言われるようになる。
これは、かなりうれしいことだと思います。
私は会社員時代から、仕事では信頼がとても大切だと感じてきました。
派手に見える成果だけが信頼ではありません。
返事を忘れない。
約束を守る。
困っている人を放置しない。
間違えたら正直に言う。
相手の立場を考える。
そんな小さなことの積み重ねが、「この人なら任せられる」に変わります。
営業事務という仕事は、会社の中で目立つ仕事ではないかもしれません。
でも、頼られる人になると、自分が会社の中で果たしている役割がはっきり見えてきます。
誰かの補助をするだけではなく、
「自分がいることで、この仕事が進んでいる」
と思えるようになる。
(株)アリスでは、そんな営業事務スタッフになってもらえたら、とても心強いと思っています。