難しい仕事も、繰り返すうちに普通の仕事になっていく。
初めて取り組む仕事は、簡単には進まないことがあります。
図面を見ながら加工方法を考える。
どの工具を使うか決める。
どの順番で加工すれば精度を出せるか考える。
材料の変形や加工中の動きにも注意する。
機械加工や切削加工では、実際にやってみなければ分からないことも少なくありません。
特に、複雑な形状の部品や高い精度が求められる試作品、加工経験の少ない樹脂や金属では、最初からすべてがスムーズに進むとは限りません。
ところが、一度経験すると次は変わります。
どこに時間がかかったのか。
何が難しかったのか。
どの加工条件が良かったのか。
どこを先に確認しておけばよかったのか。
一度目の経験が、二度目の仕事に活きます。
二度目には少し段取りが見えるようになり、三度目にはさらに無駄を減らせることがあります。
最初は難しいと感じていた仕事が、何度か経験するうちに普通にできる仕事へ変わっていく。
これは、ものづくりの現場では珍しいことではありません。
私たちは、難しい仕事だけを特別なものだとは考えていません。
難しい仕事も、普通の仕事も、目の前の仕事にきちんと向き合うことは同じです。
分からないことがあれば調べる。
うまくいかなければ原因を考える。
次に同じ仕事が来たときには、その経験を活かす。
そうした積み重ねが、会社の加工技術になります。
また、繰り返し受注する部品にも同じことが言えます。
同じものをつくり続ける中で、品質をより安定させたり、段取りを改善したり、加工時間を短くできることがあります。
一度できたら終わりではありません。
一度目より二度目。
二度目より三度目。
仕事を重ねるたびに、少しずつ理解を深めていく。
私たちは、そうした日々の積み重ねを大切にしながら、研究開発から生産まで、お客様のものづくりを支えています。