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自然災害のあと、誰が一番力を持つのか

2014.09.01

大きな災害が起きたとします。

家が壊れる。

田畑が使えない。

食料がない。

水がない。

この時、人々が頼るのは誰でしょう。

食料を持っている人。

水を確保できる人。

人をまとめられる人。

他の地域から物資を持ってこられる人。

つまり危機の時には、物流を握る人物の力が大きくなります。

これが何度も続けば、地域の有力者が生まれる理由の一つになるかもしれません。

「私は強いから王になった」

だけではない。

「この人についていれば飢えない」

「この人なら洪水のあとも村を立て直せる」

そういう信頼も権力になります。

逆に、税だけ取って危機の時に何もしない支配者なら、支持を失うでしょう。

だから昔の英雄伝承には、

民に食料を与えた。

堤を造った。

水を引いた。

災害から助けた。

という話が多く残ります。

人々が本当に覚えているのは、戦争に勝った人より、危機の時に自分たちを助けた人だった可能性があります。

ここでも、権力の大きさと記憶の長さは別です。

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