無知だからこそ限界に気づかない
ものづくりの仕事では、どれだけ問題を解決しても、新しい問題が必ず出てきます。
不思議ですが、本当に終わりがありません。
経験を積み、知識も増え、以前なら苦労していた事が自然にできるようになる。
ですが、その一方で、簡単には解決できない問題にも次々に出会います。
「もう理解できた」と思った瞬間に、さらにその先の難しさが見えてくる事があります。
(株)アリスでも、研究開発試作から量産を意識したものづくりまで、さまざまな案件に取り組んでいますが、毎回新しい発見があります。
材料の動き、加工条件、表面処理、組み付け、公差の考え方、量産時の安定性。
一つ理解できたと思っても、条件が変われば結果も変わります。
だからこそ、「まだ知らない事がある」という前提で考える事が大切なのだと思います。
私自身、これまで多くの案件に関わってきましたが、「自分はまだ何も深く理解できていない」と感じる事がよくあります。
ですが、それは悪い事ではないと思っています。
知らない事に気づけるから、調べる。
試してみる。
データを取る。
分析する。
改善する。
その積み重ねが、少しずつ技術につながっていくのだと思います。
逆に、「もうわかっている」と思い込んだ瞬間に、成長や改善が止まってしまうのかもしれません。
研究開発や試作の現場では、特に正解が最初から存在しない事が多くあります。
だからこそ、固定観念を持たず、現場から学び続ける姿勢が重要なのだと感じています。
(株)アリスでは、これからも研究開発プロセスから量産プロセスまで幅広く学び続けながら、高品質で魅力あるものづくりにつなげていきたいと考えています。