手加工と呼ばれる仕事の磨き作業(後編)
2026.02.20
基礎や基本が整ってくると、指導方法はティーチングからコーチングへ比重を移します。
本人が自分で工程を組み立て、試してから疑問を整理し、必要な部分だけ確認するといった進め方に変えていきます。
磨きは、結果が見た目に出るため、感覚に寄りやすい工程です。
そのままにすると個人差が広がります。(株)アリスでは、ここをデータとして扱います。番手ごとの傷の状態、当て方による変化、時間や圧の違いによる結果。これらを整理し、再現できる形に落とし込みます。
同時に、失敗の判断基準も明確にします。
無理に修正すると状態を悪化させます。しっかりと問題の原因を追究して、失敗した方法をやめて、成功する方法にチェンジします。
磨きは単純作業です。
ただし、素材ごとの違いに合わせて工程を調整し続ける必要があります。
(株)アリスでは、磨きを職人の感覚に依存させず、工程の分解と積み重ねで安定させています。複雑に見える作業を分解し、再現できる単純作業の組み合わせにする。
ものづくりはシンプルイズベストです。
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