最終確認は、仕事をお客様へつなぐ工程。
最終確認は、製品の不具合を見つけるためだけの作業ではありません。
それまで社内で進めてきた仕事を、お客様へ確実につなぐための工程でもあります。
(株)アリスのものづくりは、受注から材料手配、加工、仕上げ、検査、梱包、出荷まで、いくつもの役割によって成り立っています。
それぞれの工程で正しく仕事をしていても、最後の受け渡しが整っていなければ、完成した品質をそのままお客様へ届けることはできません。
そこで、梱包の直前に別の担当者が製品を確認します。
寸法や外観に問題がないか。
必要な数量が揃っているか。
図面、検査記録、付属品などに不足がないか。
製品に適した方法で梱包されているか。
配送中も品質を保てる状態になっているか。
この確認では、加工品として完成しているかだけでなく、納品物として整っているかという視点が必要になります。
製作を担当した人は、加工や仕上がりを中心に製品を見ています。
梱包や出荷を担当する人は、受け取る側の立場から製品全体を確認します。
二つの視点が交わることで、社内では気づきにくかった不足や改善点が見えてくることがあります。
また、最終確認で見つかった内容を前の工程へ伝えることも大切です。
仕上げで注意すべき部分。
検査時に追加したほうがよい確認項目。
梱包方法を決めるために、事前に共有しておくべき情報。
最後の工程で得た気づきを次の製作へ戻すことで、仕事全体の流れも整っていきます。
最終確認は、前の仕事を否定するためのものではありません。
それぞれの工程でつくられた品質を受け取り、お客様へ渡せる状態に完成させる役割です。
(株)アリスでは、つくる側と受け取る側の視点をつなぎながら、製品だけでなく、情報や梱包まで含めた品質を整えています。
最後の確認を丁寧に行うことが、お客様との信頼を次の仕事へつなげていくと考えています。