いつも前へ進むことだけが、良い判断とは限らない。
仕事では、「挑戦すること」や「前へ進むこと」が良いこととして語られることがあります。
私も、新しいことへ挑戦することは大切だと思っています。
ただ、いつも動けばよいとは思っていません。
状況によっては、少し待ったほうがよいこともあります。
一度確認したほうがよいこともあります。
無理に進めないほうが、結果として良いこともあります。
(株)アリスのものづくりでも同じです。
納期が厳しいからといって、確認せず加工を進めればよいわけではありません。
図面に分からないところがあれば、一度止まって確認する。
品質に不安があれば、そのまま次工程へ流さない。
逆に、早く動く必要があると判断すれば、できることからすぐ始める。
大切なのは、
「いつもこうする」
と決めてしまうことではなく、その時の状況を見ることだと思っています。
仕事に慣れていないときは、特に判断に迷うと思います。
自分で進めてよいのか。
一度聞いたほうがよいのか。
どこまで自分で考えればよいのか。
私自身、最初から正しい判断ができる人はいないと思っています。
仕事を経験して、
「以前はここで確認した」
「この状態なら一度止めたほうがよい」
「これは自分で進めても大丈夫そうだ」
と、少しずつ判断材料が増えていきます。
小さな会社では、一人ひとりが判断する場面もあります。
だからこそ、何でも自分だけで決めるのではなく、必要なときには相談することも大切です。
挑戦したほうがよいとき。
慎重に進めたほうがよいとき。
一度立ち止まったほうがよいとき。
その時々で考える。
私は、それが仕事をするうえで大切な力の一つだと思っています。
(株)アリスも、ただ前へ進むことだけを良しとせず、その時に必要な判断を一つずつ積み重ねていきたいと考えています。