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仕事は、最初から「好き」でなくてもいいと思っています

2026.08.06

仕事を始めるときから、「これが自分のやりたい仕事だ」とはっきり分かっている人ばかりではないと思います。

私自身もそうでした。

製造の仕事を経験し、運送の仕事をし、その後は営業へ移りました。

さらに仕事を続ける中で、設備やFA、空調、油圧・空圧、クリーンルーム、特注設備、量産部品など、さまざまな分野に関わってきました。

最初から今の仕事を目指して、一直線に進んできたわけではありません。

一つの仕事を経験する。

できることが増える。

すると、それまで分からなかったことが少し見えるようになる。

そこから「もう少しやってみたい」と思うことがありました。

私は、仕事とはそういうものでもいいと思っています。

(株)アリスでも、最初から仕事の面白さが分かるとは考えていません。

例えば仕上げ加工。

最初は、加工された製品のバリを取る。

表面を整える。

傷をつけないように扱う。

まずは教えてもらったことを覚え、間違えずにできるようになるだけで精いっぱいだと思います。

ところが、何度も製品を触っていると少しずつ違いが見えてきます。

同じプラスチック樹脂でも、材質によって削れ方が違う。

透明な部品は、小さな傷でも目立ちやすい。

薄い形状は、少し力を入れすぎるだけでも仕上がりに影響する。

最初は「バリを取るだけ」に見えていた仕事の中に、少しずつ判断する部分が見えるようになります。

営業事務でも同じです。

最初は受発注の入力や書類作成、電話やメールへの対応を覚えます。

仕事の流れが分かってくると、

「この材料は早めに確認しておこう」

「この納期なら製造へ先に伝えた方がいい」

「この変更は、そのまま進めず一度確認しよう」

と、自分で少し先を考えられるようになります。

できることが増えると、仕事の見え方は変わります。

言われたことをするだけだった仕事に、自分の判断が加わる。

昨日まで気づかなかったことに気づける。

自分が少し早く動いたことで、周囲の仕事がスムーズに進む。

その小さな手応えが、仕事への興味につながることがあります。

私は、最初から「仕事が好き」である必要はないと思っています。

まずやってみる。

一つ覚える。

もう一度やってみる。

前回より少しできるようになる。

その繰り返しの中で、「ちょっと面白い」が生まれれば十分です。

夢中になれる仕事は、最初から見つかっているものだけではありません。

目の前の仕事に関わり、できることが増えていく中で、少しずつ育っていくこともある。

(株)アリスでは、そんな仕事との出会い方も大切にしています。

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