ChatGPTソラ先生と学ぶ!中級者のためのAI実践講座【第1回】AIに答えを求めるだけでは終わらない|ChatGPTと一緒に調べる・考える・検証する・改善する実践的な使い方
こんにちは!ソラ先生です。
今回から、新しいシリーズ「ChatGPTソラ先生と学ぶ!中級者のためのAI実践講座」が始まります。
前シリーズの「初心者のためのAI入門講座」では、全100回にわたり、ChatGPTの基本的な使い方から、文章作成、情報整理、業務改善、問題解決、事業計画まで、さまざまな活用方法を学んできました。
そして、今回からは中級編です。
中級編と聞くと、難しい専門用語や複雑なプログラムを使う講座だと思うかもしれません。
しかし、この講座では、プログラミングの知識がなくても取り組める実践的な活用方法を中心に学んでいきます。
これまでの講座では、ChatGPTに質問したり、文章を作ってもらったりする方法を紹介してきました。
これからは、もう一歩踏み込みます。
ChatGPTを単に答えを教えてくれるAIとして使うのではなく、一緒に調べ、考え、検証し、問題を解決するためのパートナーとして活用していきます。
AIが出した答えを読むだけではありません。
その答えは本当に正しいのか。
別の方法は考えられないのか。
実際の仕事でも使えるのか。
試した結果が違っていたら、どうすればよいのか。
こうしたことを、ChatGPTとの対話を通して考えていきましょう。
第1回では、中級編の基本となる「AIと一緒に問題を解決するための考え方」を学びます。
1.初級編と中級編は何が違うの?
まず、初級編と中級編の違いについて考えてみましょう。
例えば、仕事で使う報告書を作成するとします。
初級編では、次のようにChatGPTへ指示する方法を学びました。
初級編の入力例
「次の情報をもとに、上司へ提出する業務報告書を作成してください。完了した仕事、現在進めている仕事、今後の予定に分けて整理してください。」
これは、ChatGPTが得意とする文章作成や情報整理の使い方です。
では、中級編ではどうするのでしょうか。
単に報告書を作るだけでなく、その報告書が実際の仕事に役立つ内容になっているかまで考えます。
中級編の入力例
「次の業務情報をもとに、報告書を作成したいです。
ただし、最初から文章を完成させるのではなく、報告する目的を確認してください。
その後、報告に必要な情報がそろっているか確認し、不足している情報があれば質問してください。
報告書の原案ができたら、事実関係、説明の不足、曖昧な表現を確認してください。
最後に、報告を受ける人が次に何を判断すればよいのか分かる内容へ改善してください。」
いかがでしょうか。
初級編では「報告書を作る」という作業が中心でした。
中級編では、「何のために報告するのか」「どのような情報が必要なのか」「作成した内容が正しいのか」というところまで考えます。
つまり、AIに作業を依頼する段階から、AIと一緒に仕事の目的や結果まで考える段階へ進むのです。
2.ChatGPTの回答は、必ずしも問題の解決ではない
例えば、製造業で次のような問題が発生したとします。
「製品の加工に時間がかかっています。改善する方法はありますか?」
ChatGPTに質問すると、一般的な改善案が返ってくる場合があります。
加工条件を見直す。
工具を変更する。
作業手順を改善する。
段取り時間を短縮する。
設備の稼働状況を確認する。
これらは、検討する価値があるかもしれません。
しかし、この回答だけで問題を解決できるでしょうか。
そもそも、なぜ加工に時間がかかっているのでしょうか。
材料が原因なのでしょうか。
加工する形状が複雑なのでしょうか。
段取りに時間がかかっているのでしょうか。
製品の精度を確保するために、必要な時間がかかっているのでしょうか。
原因が分からなければ、適切な改善方法も判断できません。
また、加工時間を短縮した結果、品質が低下してしまっては意味がありません。
ここで重要なのが、AIに解決方法を聞く前に、実際に何が問題なのかを理解することです。
3.まずChatGPTに質問してもらおう
中級編では、ChatGPTから一方的に回答を受け取るだけでなく、必要な質問をしてもらう方法を積極的に活用します。
実践① 問題を整理するための対話
ChatGPTへの入力例
「製造現場で、製品の加工に時間がかかって困っています。
改善方法を考えたいのですが、原因はまだ分かっていません。
最初から改善案を提案するのではなく、現在の作業内容と問題を理解するために、一つずつ質問してください。
私の回答をもとに、次の質問を考えてください。
確認できた事実と、考えられる原因の仮説は区別してください。」
ChatGPTとの会話例
ソラ先生:
「最初に、どの作業で時間がかかっていますか?」
あなた:
「樹脂部品の機械加工です」
ソラ先生:
「加工そのものに時間がかかっていますか? それとも、材料や工具の準備などに時間がかかっていますか?」
あなた:
「加工前の準備に時間がかかっています」
ソラ先生:
「準備作業の中で、特に時間がかかるのはどの部分ですか?」
あなた:
「必要な工具を探したり、準備したりする時間です」
ソラ先生:
「工具の保管場所は決まっていますか?」
あなた:
「決まっていますが、使った後に元の場所へ戻されていないことがあります」
ここまでの会話で、最初とは問題の見え方が変わってきました。
最初は「製品の加工に時間がかかる」という問題でした。
しかし、詳しく聞いてみると、「工具の準備に時間がかかっている」という状況が見えてきました。
さらに、工具が決められた場所へ戻されていないことが、原因の一つである可能性も出てきました。
ただし、この段階で原因が確定したわけではありません。
実際に工具を探す時間や、保管状況を確認する必要があります。
これが、中級編で大切にする対話の進め方です。
4.確認できた事実と、推測を区別する
ChatGPTを実践的に活用するうえで、特に重要なのが情報の正確性です。
例えば、先ほどの工具の問題について考えてみましょう。
現在分かっていることは、次のとおりです。
確認された状況
工具の準備に時間がかかることがある。
工具が決められた場所へ戻されていない場合がある。
原因として考えられること
工具の保管方法や使用後の管理に、改善の余地がある可能性。
まだ確認していないこと
工具を探す時間が、実際にどの程度発生しているのか。
どの工具で問題が多いのか。
なぜ元の場所へ戻されていないのか。
この違いを区別しておくことで、根拠のない改善を避けやすくなります。
実践② 事実と仮説を分ける
ChatGPTへの入力例
「これまでの会話から、確認できた事実、原因の仮説、まだ調べていないことを一覧表にしてください。
原因の候補については、実際に確認する方法も考えてください。
根拠がないまま原因を確定しないでください。」
ChatGPTは、これまでの会話を整理して、次に何を調べればよいのか考える手助けができます。
ただし、AIが「事実」と分類した情報についても、それが実際の記録や現場で確認されたものなのか、担当者から聞いた報告なのかを区別する必要があります。
AIが文章を分類しただけで、現実の状況まで確認できたことにはならないからです。
5.AIと一緒に複数の解決方法を考える
問題の状況が整理できたら、次は改善方法を考えます。
例えば、工具が元の場所へ戻されていない問題について、次のような方法が考えられます。
工具の保管場所を見直す。
工具の置き場所を表示する。
使用後の返却方法を整理する。
使用頻度の高い工具の配置を確認する。
工具の管理方法について担当者と話し合う。
しかし、最初に思いついた方法が最善とは限りません。
そこで、ChatGPTに複数の選択肢を考えてもらいます。
実践③ 改善案を比較する
ChatGPTへの入力例
「工具が決められた場所へ戻されていない場合があり、準備時間が長くなる原因の一つではないかと考えています。
この仮説を確認したうえで、改善方法を検討したいです。
考えられる改善案を5つ提案してください。
それぞれについて、期待できる効果、必要な準備、費用や作業負担、注意点を整理してください。
安全性や品質に関わる変更は、現場の担当者が確認する前提にしてください。」
ChatGPTの回答例
| 改善案 | 期待できる効果 | 確認事項 |
|---|---|---|
| 保管場所の表示 | 工具を探しやすくする | 表示の分かりやすさ |
| 収納方法の見直し | 返却しやすくする | 工具の種類と使用頻度 |
| 返却手順の整理 | 管理のばらつきを減らす | 現在の作業手順 |
| 工具配置の見直し | 移動や準備の負担を減らす | 作業動線と安全性 |
| 管理状況の記録 | 問題の発生状況を把握 | 記録による負担 |
このように比較すると、それぞれの方法の特徴が見えてきます。
大切なのは、ChatGPTの提案をすべて実行することではありません。
実際の問題に合っていて、無理なく続けられる方法を考えることです。
6.改善案は、実際に試して確認する
ここからが、特に重要な段階です。
ChatGPTが提案した改善方法は、実際に効果があるのでしょうか。
それを確かめるには、現場で試してみる必要があります。
例えば、工具の保管場所を分かりやすく表示する改善を検討したとします。
この場合、改善前と改善後で、工具を探す時間を比較する方法があります。
ここでは説明のために、架空の数値を使って考えてみましょう。
改善前は、工具を探す時間が1回平均6分。
改善後は、1回平均2分になったとします。
1日に10回、同じような準備がある場合、
改善前:6分 × 10回 = 60分
改善後:2分 × 10回 = 20分
1日あたり40分の短縮になります。
ただし、これは仮定した数字による計算です。
実際には、工具の種類や作業内容によって必要な時間が異なります。
実践④ 改善効果を評価する
ChatGPTへの入力例
「工具の保管方法を見直した結果、工具を探す時間が平均6分から2分になりました。
1日に10回、同じような準備作業があると仮定して、短縮できる時間を計算してください。
また、この結果だけで改善効果を判断する際の注意点も整理してください。」
ChatGPTは、計算だけでなく、測定条件やほかの作業への影響についても検討できます。
例えば、工具を探す時間が短くなっていても、保管場所への返却に以前より多くの時間がかかるようになっていれば、仕事全体での効果は変わるかもしれません。
一つの数字だけでなく、仕事全体がどのように変わったのかを確認することが大切です。
7.改善がうまくいかなかったときが、次の学習になる
改善を試しても、期待した効果が得られないことがあります。
例えば、工具の保管場所を表示したのに、相変わらず工具が元の場所へ戻されていない場合です。
このとき、「表示しても意味がなかった」と結論づけてよいのでしょうか。
まず、なぜ改善しなかったのかを調べる必要があります。
表示が見えにくいのでしょうか。
工具の置き場所が使いにくいのでしょうか。
元の場所へ戻すために、余分な移動が必要なのでしょうか。
複数の担当者が同時に工具を使用しているのでしょうか。
最初に考えた原因が違っていた可能性もあります。
実践⑤ 失敗から改善方法を見直す
ChatGPTへの入力例
「工具の保管場所に表示を追加しましたが、工具が元の場所へ戻されない問題は十分に改善されませんでした。
改善がうまくいかなかった原因を調べたいです。
表示の分かりやすさ、工具の配置、実際の使用方法、作業動線などの観点から確認事項を整理してください。
以前の対策が間違っていたと決めつけず、実際に何が起きているのかを一つずつ確認してください。」
このように、結果が期待と違った場合にも、ChatGPTを活用できます。
重要なのは、最初に考えた方法にこだわり続けないことです。
実際の結果から新しいことが分かったのであれば、その情報をもとに改善方法を見直しましょう。
8.AIに反対意見を出してもらう
中級編では、もう一つ大切な使い方を学びます。
それは、ChatGPTに自分の考えを批判的に検討してもらうことです。
例えば、工具の管理を改善するために、新しい工具管理システムを導入したいと考えたとします。
ChatGPTに「この方法はよいと思いますか?」と聞くと、メリットを中心に説明する場合があります。
しかし、本当にそのシステムが必要なのでしょうか。
現在の保管方法を見直すだけで解決できるかもしれません。
新しいシステムを導入すれば、費用や入力作業が増える可能性もあります。
そこで、別の視点から検討してもらいましょう。
ChatGPTへの入力例
「工具管理の問題を改善するため、新しい管理システムの導入を検討しています。
この案を肯定することを目的にせず、導入しない方がよい理由や、見落としている条件を検討してください。
既存の方法を改善する案とも比較してください。
最終的な判断に必要な情報を整理してください。」
このような質問によって、自分だけでは気づかなかった問題点が見つかる場合があります。
AIの意見に無条件で従う必要はありません。
反対に、自分の意見に合わせた回答だけを求める必要もありません。
異なる考えを比較し、根拠を確かめることが大切です。
9.AIと人間、それぞれの役割を理解する
ここまでの実践を振り返ってみましょう。
ChatGPTは、問題を整理するための質問を考えました。
考えられる原因を分類しました。
改善案を複数提示しました。
数値を比較しました。
結果が違った場合の確認事項も整理しました。
一方、実際の製造現場を確認したのは誰でしょうか。
工具の状態を調べたのは誰でしょうか。
改善方法を選んだのは誰でしょうか。
実際に試した結果を確認したのは誰でしょうか。
それは、仕事を担当している人たちです。
AIができることと、人間が行う必要のあることは、仕事の内容によって異なります。
例えば、AIは一般的な加工方法を説明できますが、実際の設備や製品について、安全性や品質を保証できるわけではありません。
お客様への対応でも、AIは質問や説明文を考えられますが、実際のお客様の考えを理解するには対話が必要です。
AIを実践的に活用するとは、すべてをAIに任せることではなく、AIと人間がそれぞれの役割を活かして問題解決に取り組むことです。
10.中級編で身につけていく5つの力
この講座では、これから全100回を通して、次の5つの力を段階的に学んでいきます。
① 問題を正確に理解する力
何が問題なのか、どのような情報が不足しているのかを整理する。
② 必要な情報を調べる力
AIの回答だけに頼らず、一次情報や実際の資料を確認する。
③ 複数の方法を比較する力
一つの回答を正解と決めつけず、異なる考え方を検討する。
④ 実際に試して検証する力
提案された方法が本当に役立つのか、結果を確認する。
⑤ 失敗から学び改善する力
期待した結果にならなかった原因を考え、次の方法へつなげる。
これらは、AIを使うときだけに必要な力ではありません。
ものづくり、営業、経営、研究開発、日常生活など、さまざまな場面で役立つ考え方です。
AIを活用することを通して、こうした問題解決の力も身につけていきましょう。
11.実践演習!ChatGPTと一緒に問題解決を始めよう
それでは、中級編最初の実践演習です。
皆さんが普段の仕事や生活の中で感じている困りごとを、一つ選んでみてください。
例えば、
「仕事の確認に時間がかかる」
「同じ間違いが繰り返される」
「必要な資料を探すのが大変」
「新しい仕事の進め方を考えたい」
「これまで経験したことのない問題を解決したい」
といった内容です。
そして、次の指示文をChatGPTに入力してみましょう。
そのまま使える実践プロンプト
「あなたは、私と一緒に調査、分析、検証、改善を行うAIアシスタントです。
これから、私が困っている問題について説明します。
すぐに答えを出すのではなく、問題を正確に理解し、実際に役立つ解決方法を考えたいと思っています。
次の条件で進めてください。
1.最初に、どのような問題があるのか質問してください。
2.私が説明している間は、内容を聞くことに集中してください。
3.説明が終わったら、問題を整理するために必要な情報を一つずつ質問してください。
4.確認できた事実、考えられる原因、未確認事項を区別してください。
5.原因を最初から一つに決めつけないでください。
6.必要な情報があれば、何を調べるべきか考えてください。
7.可能な限り、一次情報や実際の資料を使って確認する方法を優先してください。
8.複数の解決方法を考え、それぞれの利点と課題を比較してください。
9.私の考えと異なる意見がある場合は、根拠を示してください。
10.実際に試せる方法を検討してください。
11.安全性や品質、重要な判断に関わることは、必要な確認を優先してください。
12.試した結果をもとに、何が分かったのか整理してください。
13.期待した結果にならなかった場合は、原因を調べてください。
14.同じ間違いを繰り返さないため、必要な改善を考えてください。
15.分からないことを分かったふりで説明しないでください。
16.私の指示や意図が不明な場合は、勝手に進めず確認してください。
17.重要な判断や次の作業については、私と相談して進めてください。
質問は一つずつ行い、私が回答してから次へ進んでください。
それでは、最初の質問から始めてください。」
この指示文を使えば、ChatGPTと対話しながら問題の整理から改善方法の検討まで進められます。
ただし、指示文を入力しただけで問題が解決するわけではありません。
実際の状況を伝え、必要な情報を確認しながら、一緒に考えていくことが大切です。
ソラ先生からのアドバイス
中級編の最初に、皆さんへ一つお伝えしたいことがあります。
それは、AIに正しい答えを出してもらうことだけが、AIを活用する目的ではないということです。
実際の仕事には、最初から正解が分かっている問題ばかりではありません。
初めて加工する材料。
これまで経験したことのない製品。
新しいお客様からの相談。
原因が分からないトラブル。
実現できるかどうか分からない技術的な課題。
こうした問題に直面したとき、必要なのは、すべての答えを知っていることではありません。
まず問題を理解することです。
何が分かっていて、何が分からないのかを整理する。
必要な情報を調べる。
考えられる方法を比較する。
そして、できることから試してみる。
うまくいかなければ、何が違っていたのかを考える。
この繰り返しが、問題の解決につながっていきます。
また、AIが間違えることもあります。
もっともらしい説明をしていても、実際の仕事には当てはまらない場合があります。
そんなとき、AIの回答に無条件で従う必要はありません。
「その根拠は何ですか?」
「別の可能性はありませんか?」
「実際の条件と違っていませんか?」
こうして確認すればよいのです。
AIが示した方法と、自分の考えが違うこともあるでしょう。
その場合も、どちらかが必ず間違っているとは限りません。
互いの考えを比較することで、新しい方法が見つかる場合があります。
そして、問題が難しくなったときには、一人ですべてを解決しようとする必要もありません。
必要な技術を持つ人に相談する。
協力会社の力を借りる。
専門家から新しい知識を学ぶ。
自分たちにない技術を探す。
そうした行動も、問題解決の一部です。
AIは、そのための情報整理や調査を支援できます。
しかし、実際に行動して結果を確かめるのは人間です。
私は、この中級編を通して、皆さんにAIの便利な使い方だけでなく、分からないことに向き合い、自分で考え、試しながら答えを探す面白さも感じていただきたいと思っています。
AIが進化すれば、できることは増えていくでしょう。
しかし、今までの方法だけにこだわっていては、新しい可能性を見逃してしまうかもしれません。
新しい情報を受け止める。
異なる考え方を検討する。
必要なら、これまでの方法を変える。
その柔軟さが、これからAIを活用するうえでも重要になるはずです。
AIに答えを任せきるのではなく、AIと一緒に答えを探す。
それが、この中級編で大切にしていきたい考え方です。
今回のまとめ
中級編・第1回では、ChatGPTと一緒に問題を解決するための基本的な考え方を学びました。
今回のポイントは5つです。
1.AIへ解決方法を求める前に、実際の問題を理解する。
2.確認できた事実と、原因についての推測を区別する。
3.複数の解決方法を比較し、根拠を確認する。
4.実際に試し、結果を検証する。
5.期待した結果にならなかった場合は、原因を調べ、改善する。
ChatGPTは、質問に回答するだけでなく、問題を整理したり、新しい視点を提示したり、改善方法を一緒に考えたりするためにも活用できます。
ただし、AIが提示した内容を実際の仕事に役立てるためには、人間による確認と判断が必要です。
この中級編では、実際の問題を題材にしながら、こうした使い方をさらに深く学んでいきます。
最初から完璧な知識や技術を持っている必要はありません。
分からないことを調べる。
考えたことを試す。
結果を確認する。
間違っていれば修正する。
そして、また新しいことを学ぶ。
その積み重ねによって、AIを実際の仕事で活用する力を高めていきましょう。
次回予告|中級編・第2回
次回は「ChatGPTに正確な調査をさせる方法」を学びます。
ChatGPTが提示した情報は、本当に正しいのでしょうか。
公式資料、一次情報、複数の情報源をどのように確認すればよいのでしょうか。
AIの回答をそのまま信じるのではなく、情報の根拠や信頼性を確認しながら調査を進める方法を、具体的な事例とともにご紹介します。
それでは、中級編でも一緒に学んでいきましょう!