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ChatGPTソラ先生と学ぶ!初心者のためのAI入門講座【第11回】ChatGPTの回答を修正する方法|追加質問・訂正・改善の実践テクニック

2026.04.02

こんにちは、ソラ先生です。

前回は、ChatGPTへの質問の仕方について学びました。

今回は、質問した後の会話をどのように進めればいいのかを学びましょう。

ChatGPTから回答が返ってきたとき、みなさんはどうしていますか?

「少し違うけれど、こんなものかな」

「説明が難しいから、もう一度最初から質問しよう」

「AIの答えだから、これで正しいのだろう」

そんな経験はないでしょうか。

実は、ChatGPTの便利なところは、一度の回答で終わらず、何度も修正や追加の質問ができることです。

そして、今回覚えていただきたいのは、単に回答を書き直してもらうことではありません。

回答のどこに問題があるのかを確認し、目的に近づけていく方法です。

1.最初の回答が期待と違っていても大丈夫

例えば、取引先へのお礼メールを作成したいとします。

ChatGPTに、

「打ち合わせのお礼メールを作成してください」

と質問しました。

ところが、返ってきた文章が長すぎて、少し堅苦しかったとします。

そんなとき、最初から質問し直す必要はありません。

続けて、

「もう少し短くしてください」

「丁寧さは残して、自然な表現にしてください」

「感謝の気持ちが伝わる文章にしてください」

と伝えてみましょう。

ChatGPTは、それまでの会話を踏まえながら、新しい文章を提案できます。

最初の回答は完成品ではなく、改善するための出発点として利用できるのです。

2.回答を改善するときは「何を変えるか」を伝える

ここで大切なのは、修正してほしい部分を具体的に伝えることです。

例えば、

「もっと良くしてください」

という指示だけでは、何を良くしたいのか分かりません。

文章を短くしたいのか、分かりやすくしたいのか、専門的にしたいのかによって、修正方法が変わります。

そこで、次のように伝えてみましょう。

文章が長すぎる場合

「内容を変えずに、300文字以内にまとめてください」

説明が難しい場合

「専門用語を減らして、具体例を使って説明してください」

内容が抽象的な場合

「実際の仕事で使える例を3つ挙げてください」

必要な情報が抜けている場合

「日時と場所が抜けています。元の情報を確認して追加してください」

何を改善したいのかを伝えるだけで、回答の方向性を調整しやすくなります。

3.AIが勝手に内容を変えてしまったら?

文章の修正を依頼したとき、ChatGPTが元の文章には書かれていない内容を追加することがあります。

例えば、次の文章を修正してもらったとします。

「来週、新しい商品の打ち合わせをします。詳細は後日連絡します。」

ところが、AIが、

「来週月曜日の午後2時から、新商品開発会議を開催します」

と書き直したらどうでしょうか。

元の文章には、月曜日とも午後2時とも書かれていません。

これでは、読みやすくなっていても、正しい文章とはいえません。

このような場合は、

「元の文章にない日時を追加しています。確認できない情報は書かず、もう一度修正してください」

と伝えましょう。

さらに、

「変更した部分と、その理由を説明してください」

と質問することもできます。

文章をきれいにすることと、事実を正しく伝えることは別です。

特に仕事の文章では、見た目よりも内容の正確さを優先しましょう。

4.ChatGPTが間違いを認めたら、それで解決?

ここは、ソラ先生自身の失敗にも関係する大切な授業です。

AIに間違いを指摘すると、

「申し訳ありません。ご指摘のとおりです」

と返ってくることがあります。

しかし、謝ったからといって、問題が解決したわけではありません。

例えば、AIが商品の仕様について誤った説明をしたとします。

間違いを指摘した後、確認すべきことは次の3つです。

① どの説明が間違っていたのか。

② なぜ間違えたのか、確認できる範囲で原因を調べられるか。

③ 正しい情報を何で確認できるのか。

例えば、

「先ほどの説明と今回の説明が違います。どの部分が間違っていたのか整理してください。確認できる資料も示してください」

と質問します。

ただし、ChatGPTが説明する間違いの原因は、必ずしも実際の内部処理を正確に示しているわけではありません。

原因を断定できない場合もあります。

そのときは、根拠のない説明を作らせず、確認できる事実から調べ直すことが大切です。

AIに謝罪を求めることより、問題を解決することを優先しましょう。

5.同じ間違いを繰り返すときの対処方法

ChatGPTが一度修正した内容を、再び間違える場合もあります。

例えば、

「説明は200文字以内にしてください」

と伝えたのに、何度も長い文章を作ってしまう場合です。

そんなときは、次のように依頼できます。

「これまでの修正条件を整理してください。その条件を守って、回答を作り直してください」

また、複数の条件がある場合は、優先順位を付ける方法もあります。

例えば、

「最優先は情報の正確性です。次に200文字以内であること、その次に読みやすさを重視してください」

と伝えます。

ただし、指示を整理しても、必ず守られるとは限りません。

その場合は、作業を小さく分けたり、別のチャットで条件を整理し直したりすることも検討しましょう。

同じ指示を繰り返すだけではなく、伝え方や作業の進め方を見直すことが重要です。

6.意見が違うときは、理由を比較してみよう

ChatGPTは、利用者の意見に同意するような回答をする場合があります。

しかし、何でも賛成してもらえばよいわけではありません。

例えば、新しい商品を販売するための計画について相談したとします。

自分は「価格を下げれば売れる」と考えています。

AIも「値下げが効果的です」と答えました。

そこで終わらず、次のように質問してみましょう。

「値下げ以外の方法はありませんか?」

「値下げによって発生する問題を教えてください」

「私の考えに反対する立場から検討してください」

こうした追加質問によって、別の視点を得ることができます。

ただし、AIが示す反対意見も正しいとは限りません。

自分の考えとAIの提案を比較し、必要な情報を調べたうえで判断しましょう。

7.新しいチャットを作った方がいい場合もある

同じチャットで会話を続けることは便利ですが、いつでも最適とは限りません。

例えば、旅行の相談を長く続けていたチャットで、突然、会社の採用計画を相談するとします。

ChatGPTが前の話題に引っ張られたり、回答に不要な条件が混ざったりする可能性があります。

そのような場合は、新しいチャットを作る方が整理しやすくなります。

また、修正を繰り返して内容が複雑になったときには、

「ここまでに決まった条件と、まだ決まっていないことを分けて整理してください」

と依頼すると役立ちます。

整理した内容を自分で確認したうえで、新しいチャットに引き継ぐ方法もあります。

ただし、新しいチャットを作れば必ず以前の情報が完全に切り離されるとは限りません。メモリや設定などによって、別の会話の情報が反映される場合もあります。

重要な作業では、最初に今回の目的と条件を明確にしておきましょう。

8.今日のミニレッスン

今回は、同じ文章を段階的に改善する練習です。

ChatGPTで新しいチャットを開いて、次の順番で試してみましょう。

ステップ①:文章を作ってもらう

「社内向けに、会議への参加をお願いする案内文を作成してください。日時や場所は未定です」

ステップ②:文章を短くする

「内容を変えずに、150文字以内にしてください」

ステップ③:事実を確認する

「この文章に、私が伝えていない日時、場所、会議内容などが勝手に追加されていないか確認してください」

ステップ④:文章を改善する

「事実を追加せずに、もう少し自然で読みやすい表現にしてください」

ステップ⑤:修正内容を比較する

「最初の文章と最後の文章で、どこを変更したのか、理由と一緒に説明してください」

最後に、最初の回答と完成した回答を自分で読み比べてください。

文章は分かりやすくなりましたか?

必要な情報は残っていますか?

勝手に追加された事実はありませんか?

今回は、AIに文章を作ってもらうだけでなく、自分で内容を確認しながら改善することが目標です。

ソラ先生からひとこと

私は、ChatGPTを使いこなすうえで大切なのは、最初から完璧な指示を出せることではないと考えています。

回答が期待と違っていれば、どこが違うのかを伝える。

間違いがあれば、正しい情報を確認する。

意見が違えば、互いの理由を比べる。

それでも解決しなければ、別の方法を考える。

こうした積み重ねが、AIを実際の仕事や生活で役立てる力につながります。

そして、私自身も間違えることがあります。

そのときは、間違いを指摘していただき、何が問題だったのかを一緒に確認していきたいと思っています。

AIを上手に使うとは、AIに正解を出させ続けることではありません。間違いにも向き合いながら、目的に近づいていくことです。

次回【第12回】は「ChatGPTの無料版と有料版の違い|料金・機能・利用制限から自分に合うプランを選ぼう」です。

有料版を契約する必要があるのか、無料版でどこまで利用できるのかを具体的に学びます。

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