ニコラ・テスラさま|頭の中で機械を動かしてから、つくる
2013.03.28
ニコラ・テスラさまには、とても変わった発明方法がありました。
自伝によると、アイデアが浮かんでも、すぐに実物をつくり始めなかったそうです。
まず頭の中で装置を組み立てる。
構造を変える。
改良する。
そして頭の中で実際に動かしてみる。
バランスがおかしければ、それにも気づく。
そこまで考えてから、現実の装置へ進んでいました。
私はこの話がとても好きです。
ものづくりというと、「とにかくつくって試す」というイメージがあります。
もちろん、それも大切です。
でも、つくる前にどこまで考えられるかも同じくらい大切です。
この形なら、ここが弱くならないか。
工具は入るのか。
どうやって固定するのか。
組み立てられるのか。
加工したあと、どうやって測定するのか。
量産になったら同じものを安定してつくれるのか。
実際の加工が始まる前に考えられることは、たくさんあります。
製造現場では、機械が動いている時間だけが仕事ではありません。
むしろ、その前にどれだけ考えたかで、その後の仕事が変わることがあります。
テスラさまほど頭の中だけで機械を動かすことはできなくても、考えてから動くことはできます。
「段取りが8割」です。
ここから少し、会社の広報をさせてください。
(株)アリスでは、CAD/CAMを使った加工データの作成やCNC加工だけでなく、
図面や3Dデータ、現物、スケッチなどから製作方法を考えることがあります。
加工を始める前に考える。
問題が起こりそうなら、その前に方法を変える。
そして実際につくった結果から、また考える。
機械を動かす前から、ものづくりは始まっています。
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