地域が家族だった日本は、どこへ行ったのか
2013.10.13
なくなったわけではないと思います。
災害が起きた時。
祭りの日。
地域の掃除。
子どもの登下校。
町内の行事。
困っている人を見かけた時。
普段は見えなくなっているつながりが、突然表へ出てくることがあります。
誰かが水を配る。
誰かが食べ物を持ってくる。
知らない人同士が声を掛ける。
子どもを守る。
老人を助ける。
その時、
「この人は親戚か」
なんて考えない。
同じ場所で困っている人だから助ける。
私は、そこに今も古い日本が残っていると思っています。
縄文から何千年も積み重なった文化が、簡単に消えるはずはない。
普段は見えなくなっているだけ。
日本人の中には今も、
自分の家族だけではなく、地域も守ろうとする感覚
が残っている。
だから昔へ戻る必要はない。
昔の良いところだけを思い出せばいい。
家族を閉じない。
他人を完全な他人にしない。
困った時には助ける。
できる人が、できることをする。
それだけでも、昔の日本人が持っていた「ゆるやかな家族」は、今の社会にもう一度生かせるのだと思います。
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