「自分のことは自分で」は、本当に日本らしいのか
2013.10.14
今は、
「人に迷惑をかけない」
ことがとても大切にされます。
それ自体は悪いことではありません。
でも、昔の日本の共同体を見ると、少し違う感覚があります。
人は迷惑をかけるもの。
子どもなら誰かの手を借りる。
病気になれば助けてもらう。
年を取れば支えてもらう。
災害が起これば一人ではどうにもならない。
だから大切なのは、
迷惑をかけないことではなく、迷惑をかけ合えること。
私は、こちらの方が古い日本の感覚に近いと思っています。
助けてもらったら、いつか別の誰かを助ける。
今できる人がやる。
できない時は頼る。
それでいい。
「自分のことは自分で」
を徹底すると、助けを求めることまで悪いことになる。
でも昔の共同体では、助けを求めることは恥ではなかったはずです。
なぜなら、
誰でもいつか助けられる側になるから。
私は、日本本来の考え方は、
自立より孤立しないこと
だったのではないかと思っています。
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