昔できなかったことが、今もできないとは限らない。
以前、うまくできなかったことがあると、
「自分はこれが苦手なんだ」
と思うことがあります。
仕事でも同じだと思います。
数字が苦手だった。
パソコンが得意ではなかった。
細かな作業が遅かった。
人と話すことに自信がなかった。
一度そう思うと、新しい仕事を見たときにも、
「自分には向いていないかもしれない」
と考えてしまうことがあります。
私自身は、昔できなかったことが、これからもできないとは限らないと思っています。
人は、その後に経験したことによって変わります。
仕事を始めれば、同じことを何度も繰り返します。
最初は時間がかかっていた入力も、続けていれば慣れてきます。
仕上げ加工でも、最初はどこまでバリを取ればよいのか分からなくても、実際の製品に何度も触れるうちに少しずつ分かるようになります。
測定器も、最初は扱うだけで緊張するかもしれません。
でも、毎日の仕事で使っていれば、少しずつ普通の作業になっていきます。
(株)アリスでも、未経験から始める仕事について、最初から何でもできることを前提にはしていません。
まず教わる。
一度やってみる。
分からなければ確認する。
もう一度やってみる。
その繰り返しです。
仕事を探していると、これまでの経験から「自分にできる仕事」を考えることが多いと思います。
もちろん、それも大切です。
ただ、今できることだけで、これからできることまで決めなくてもいいのではないでしょうか。
昔は苦手だったけれど、今やってみると意外とできる。
続けているうちに、苦手だと思わなくなった。
そんなこともあります。
私自身も、過去の自分だけを見て、今の可能性まで決める必要はないと思っています。
昨日までできなかったことでも、今日一つ経験すれば、少し状況は変わります。
そうやって一つずつできることを増やしていけばいい。
(株)アリスでは、その人のこれまでだけでなく、これから身につけていくものも大切にしたいと考えています。