最初から仕事を好きでなくてもいい。
仕事を探すとき、
「本当にやりたい仕事なのか」
「自分はこの仕事が好きなのか」
と考えることがあると思います。
もちろん、最初から強く興味を持てる仕事に出会えれば、それは良いことです。
でも私は、仕事を始める前から、その仕事を好きである必要はないと思っています。
家から近かった。
自分にもできそうだった。
これまでの経験が少し活かせそうだった。
ものづくりに少し興味があった。
そんなきっかけから始まる仕事も自然です。
(株)アリスの仕事でも、最初は分からないことがたくさんあります。
営業事務なら、聞き慣れない材料名や加工方法が出てきます。
仕上げ加工なら、どこまでバリを取ればよいのか、どのように製品を扱えば傷がつかないのか、最初は確認しながら進めます。
ものづくりの経験がある人でも、新しい会社へ来れば、設備や仕事の進め方に慣れる時間が必要です。
その段階では、仕事の面白さより、
「間違えないようにしよう」
「まず覚えよう」
という気持ちのほうが大きいかもしれません。
それでいいと思っています。
同じ仕事を何度か経験すると、少しずつ余裕が出てきます。
以前は聞かなければできなかったことが、一人でできるようになる。
分からなかった言葉の意味が分かる。
自分で考えて進められることが一つ増える。
すると、仕事の見え方も少しずつ変わってきます。
私は、好きだから続けられる仕事だけではなく、続けて分かるようになったから好きになる仕事もあると思っています。
最初のきっかけは小さくてもいい。
まずやってみる。
一つ覚える。
もう一度やってみる。
その中で、
「意外と自分に合っているかもしれない」
と思えることが見つかるかもしれません。
(株)アリスでは、最初から仕事への強い思いを求めるより、実際に仕事を経験する中で、自分なりの面白さを見つけてもらえればいいと思っています。