信頼は、ゼロから少しずつ育てていく。
人と知り合ったとき、最初から相手を信頼できる人だと考えることがあります。
良い人に見える。
話が合う。
親切に声を掛けてくれる。
その印象から、相手へ期待を持つこともあると思います。
しかし、最初から大きな信頼を置くと、少し期待と違っただけでも、裏切られたように感じることがあります。
信頼していた人が、約束を守らなかった。
話していたことと、実際の行動が違った。
こちらが思うほど、相手は関係を大切にしていなかった。
期待が大きいほど、失望も大きくなります。
そこで大切なのが、信頼を最初から与え切るのではなく、関わりの中で少しずつ育てることです。
新しく出会った人は、信頼できるとも、できないとも決まっていません。
まずは、相手のことをまだよく知らない状態です。
一度の印象や言葉だけで判断せず、実際の行動を見ていきます。
小さな約束を守る。
連絡が必要なときに、きちんと伝える。
問題が起きたときに、逃げずに向き合う。
自分に利益がない場面でも、誠実に対応する。
そうした行動が重なることで、少しずつ信頼できる関係へ変わっていきます。
これは、人を疑い続けることとは違います。
期待しすぎず、否定もしない。
相手を尊重しながら、関係を急いで決めないという考え方です。
(株)アリスの仕事でも、新しいお客様や協力会社との関係は、一度の取引だけで完成するものではありません。
お問い合わせへの対応。
見積りや納期についての説明。
製作途中の情報共有。
問題が起きたときの向き合い方。
一つひとつの仕事を通じて、互いの考え方や姿勢が少しずつ分かってきます。
信頼とは、最初からあるものではなく、行動を重ねることで生まれるものです。
無理に相手を味方だと思い込まず、反対に、よく知らないからといって敵とも考えない。
まずは何も決まっていないところから始め、誠実な関わりを重ねていく。
そのほうが、長く無理のない人間関係を築きやすいと考えています。