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試作から量産への工法切替タイミングの判断基準

2026.02.15

試作と量産では、同じ部品でも最適な加工方法は異なります。

結論として、
工法は「数量」と「評価内容」で切り替えます。

判断基準は以下です。

・数量(何個必要か)
・評価目的(形状確認か/機能評価か)
・要求精度(公差・外観・勘合)

例えば、

■切削加工で対応する条件
・1個〜50個程度
・形状確認/組付け確認
・設計変更の可能性が高い

→短納期で形状再現を優先

■射出成形に切り替える条件
・100個以上
・量産と同じ状態での評価(強度・外観・収縮)
・設計がほぼ確定

→成形特有の挙動(流動・ヒケ・反り)を確認

現場では、
「成形でしか分からない要素をいつ確認するか」が切替ポイントになります。

早い段階で金型化するとコストが増加し、
遅れると量産時の不具合を見逃します。

(株)アリスでは、開発段階ごとに
「この段階で何を評価するか」を定義し、
切削→成形へ段階的に工法を切り替えます。

現時点では、
設計変更が残る段階は切削加工、
量産条件の確認段階で射出成形に移行する対応としています。

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