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AI時代だからこそ、人にしかできないものづくりがある

2026.01.11

生産現場では、AIやロボットを活用した自動化・省力化が進んでいます。

(株)アリスにも、そうした設備に関わる部品や治具についてご相談をいただくことがあります。

加工時に製品を固定するクランプ治具。

ワークの向きを変えるための機構部品。

製品を並べて搬送するためのトレイ。

センサーやカメラの取り付けに使う部品。

樹脂や金属の切削加工だけでなく、板金やレーザー加工などを組み合わせて製作することもあります。

自動化設備そのものは、大きく進化しています。

画像認識によって製品の位置を確認する。

センサーで状態を検知する。

ロボットが製品を運ぶ。

加工後の検査まで自動で行う。

以前は人が繰り返していた仕事を、機械が安定して行える場面も増えてきました。

私自身、学生時代に流れ作業を経験したことがあります。

周囲の熟練した方々の速さについていくだけで精一杯でした。

一人が休むと工程が滞り、途中の製品がたまってしまうこともありました。

今では、そうした単純な繰り返し作業の多くを、ロボットや自動化設備が担えるようになっています。

これは、ものづくりにとって大きな進歩です。

では、自動化が進めば、人の仕事はなくなるのでしょうか。

(株)アリスでは、そう考えていません。

むしろ、自動化するためにも、人が考えなければならないことがあります。

どこを機械に任せるのか。

ワークをどのように固定するのか。

ロボットがつかみやすい形状は何か。

センサーをどこへ配置するのか。

製品が変わったとき、どう対応するのか。

そして、その設備で何を実現したいのか。

最初から正解が決まっているとは限りません。

試作品をつくる。

実際に取り付ける。

動かして確認する。

問題があれば形状を変える。

材料を変える。

加工方法を見直す。

こうした試行錯誤を繰り返しながら、設備は少しずつ完成に近づいていきます。

そこには、人の発想や経験、判断が必要です。

研究開発のものづくりも同じです。

お客様からいただく相談が、最初から完全な図面になっているとは限りません。

「こんなことができないか。」

「この部分を改善したい。」

「まず一度、形にして確認したい。」

そんな段階から始まる仕事もあります。

そこで必要なのは、言われたものをそのままつくることだけではありません。

何を確認したいのかを理解する。

製作方法を考える。

必要であれば別の方法を提案する。

実際につくり、その結果を次へつなげる。

こうした仕事は、技術が進歩しても残ります。

AIもロボットも、これからさらに進化していきます。

(株)アリスも、新しい技術は積極的に活用していきます。

その一方で、新しいものを考え、試し、現場を見て判断する力も、これまで以上に大切になります。

機械に任せられる仕事は、機械に任せる。

AIを使ったほうが良い仕事には、AIを使う。

そして、人はその力を使いながら、次に何をつくるのかを考える。

技術が進歩するほど、人の役割がなくなるのではなく、人が担う仕事の中身が変わっていきます。

(株)アリスは、AIやロボットを活用する時代だからこそ、人が考え、人が試し、人が判断する開発ものづくりを大切にしていきます。

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