自分で考えてつくるから、技術は深くなる。
教わった方法を正しく身につけることは、技術を学ぶための大切な第一歩です。
しかし、決められた手順を覚えるだけでは、条件が変わったときに対応することが難しくなります。
(株)アリスでは、技術を深めるためには、自分で考えながら手を動かす経験が必要だと考えています。
どのような形をつくるのか。
どの材料を選ぶのか。
何を確認するためのサンプルなのか。
自分でテーマを決めると、加工を始める前から考えることが増えます。
製作方法を検討し、必要な工具や条件を選び、実際の結果を確認する。
思ったとおりに仕上がらなければ、原因を考えて方法を修正する。
この一連の過程が、技術への理解を深めていきます。
誰かに指示された仕事では、正しく完成させることが中心になります。
一方、自分で考えたサンプル製作では、何を目指し、どのような方法で実現するかも自分で決めなければなりません。
そのため、完成した結果だけでなく、そこへ至るまでの判断も経験として残ります。
どうすれば、より美しく仕上げられるのか。
別の加工方法なら、どのような違いが出るのか。
この工夫を、実際の開発試作へ応用できないか。
自由な発想で取り組むことで、普段の仕事とは異なる視点も生まれます。
技術は、与えられたことを繰り返すだけでは深まりません。
自分なりの疑問を持ち、実際に試し、結果から学ぶことで、応用できる力へ変わっていきます。
(株)アリスでは、素質や最初の技量だけではなく、自ら学び、工夫を続ける姿勢を大切にしています。
楽しみながら考え、手を動かし、できることを一つずつ増やしていく。
その主体的な積み重ねが、研究開発から生産現場までのさまざまな課題に応えられる力を育てると考えています。