祭祀を仕切る人は、いつから権力者になったのか
2014.09.10
最初は単純だったのかもしれません。
季節が来たから、皆で集まる。
一番年長の人が祈る。
地域の祖先へ食べ物を供える。
皆で食べる。
ところが集落が大きくなると、それだけでは済みません。
いつ祭りをするか決める。
誰が何を持ってくるか決める。
供物を管理する。
人を集める。
争いがあれば調整する。
他の地域から来た人を迎える。
だんだん専門の役割が必要になります。
祭祀を担う人です。
しかも祭りには食料や物資が集まります。
人も情報も集まる。
それを管理する立場は、自然に力を持ちます。
宗教的な力と政治的な力が分かれていない社会なら、祭祀を仕切る人物が地域をまとめる立場になることも不思議ではありません。
王と神官が完全に別の職業になる前。
地域のリーダーが、祭祀も政治も戦争も担っていた時代があったかもしれません。
そうすると神社の起源を追うことは、古代政治の起源を追うことにもなります。
人を集める。
食料を集める。
情報を集める。
そして祭る。
この四つをまとめられる人間。
そこから、後の権力者が生まれた可能性があります。
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