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「できる?」から始まる、研究開発のものづくり

2016.01.24

研究開発の現場では、最初から答えが決まっている仕事ばかりではありません。

「こんな形にできるだろうか」
「この材料でつくれるだろうか」
「図面はまだないけれど、試してみたい」

そんな相談から始まることがあります。

量産品のように、すでに形も加工方法も決まっているわけではありません。研究者や開発担当者の頭の中にある考えを聞きながら、どうすれば実際の形にできるのかを一緒に考えていきます。

特にプラスチック加工や樹脂加工では、材質によって硬さや削りやすさ、熱による変化、加工したときの挙動が違います。

同じように見える部品でも、使用する環境や目的によって必要な材質や加工方法は変わります。

そのため、図面だけを見て加工するのではなく、

何に使うのか。
どんな環境で使うのか。
何を確認したいのか。
どこまで精度が必要なのか。

そうした背景まで聞くことがあります。

研究開発では、最初につくったものがそのまま完成品になるとは限りません。

一度つくってみる。

実際に使ってみる。

そこから形を変える。

寸法を変える。

材質を変える。

そして、もう一度つくる。

この繰り返しの中で、少しずつ答えに近づいていきます。

私たちは、この途中の時間もものづくりだと考えています。

加工そのものだけが仕事ではありません。

「なぜうまくいかなかったのか」
「次はどう変えるのか」
「他の方法はないか」

そうやって考えることも、大切な仕事です。

研究開発のものづくりでは、まだ世の中にないものや、今までつくったことのないものに出会うことがあります。

だからこそ、経験だけでは答えが出ないこともあります。

そんなときは、過去の経験を使いながら、それでも分からないところは試してみる。

必要なら材料メーカーや加工会社、さまざまな分野の人にも聞いてみる。

自分たちだけで答えが出ないからといって、そこで止める必要はありません。

「できる?」と聞かれたところから、一緒に答えを探していく。

それが、(株)アリスが研究開発の仕事と向き合うときの、ものづくりの始まりです。

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