歴史で本当に怖いのは、「嘘」より「当たり前」なのかもしれない
2014.06.30
歴史改ざんというと、誰かが意図的に文章を書き換えることを想像します。
もちろん、そういうこともあります。
でももっと強いのは、何世代も同じ説明を聞き続けて、それを誰も疑わなくなることかもしれません。
「昔からそうだった」
「教科書に書いてある」
「偉い先生が言っている」
「行政の説明に書いてある」
その瞬間、人は考えるのをやめます。
しかし、昔に戻って確認した人は誰もいません。
私たちが持っているのは、残された断片です。
だから一度、
本当にそうなのか。
反対の材料はないか。
土地には別の記憶が残っていないか。
と考えてみる。
それだけでいい。
すべてを疑う必要もありません。
逆に、伝承だけを信じる必要もない。
ただ「当たり前」にしない。
歴史は、誰かが決めた答えを覚えるだけではなく、残されたものを自分の頭でもう一度組み立ててみる。
そのくらい自由でいいと思います。
そして私は、その方が昔の人間に対して誠実なのではないかと思っています。
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