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故きを温めて新しきを知る。

2025.11.06

「故きを温めて新しきを知る。」

有名な孔子の言葉ですが、意味を調べると、

「古典を学び、その中から新しい意味や価値を見つけること。」

という考え方だそうです。

ものづくりの現場でも、とても大切な考え方だと感じています。

現在の製造現場では、CAD/CAM、NC加工機、測定機器などが進化し、以前より高精度な加工ができるようになりました。

一方で、試作品や開発案件の現場では、数値やプログラムだけでは解決できない場面も多くあります。

最終的には、材料の癖を読むことや、加工中の微細な変化を感じ取ること、仕上がりを予測して調整することなど、長年積み重ねられてきた現場の感覚や経験が重要になる事があります。

先人たちが積み上げてきた加工方法や手加工の工夫には、多くの理由があります。

なぜその順番で加工するのか。
なぜその持ち方をするのか。
なぜその工具を選ぶのか。

そこには、失敗や改善を繰り返しながら蓄積されてきた現場の知恵があります。

(株)アリスでは、試作品製作においても、こうした職人の知恵や手加工の技術継承をとても重要な事だと考えています。

単に昔のやり方を守るという事ではなく、原理原則を理解した上で、新しい加工方法や新しい技術につなげていく事が大切だと思います。

古いものを学びながら、新しい価値を生み出していく。

試作や研究開発の現場ほど、この考え方が重要になる場面が多いのではないかと感じています。

(株)アリスでは、「故きを温めて新しきを知る」という考え方を大切にしながら、現場の技術と新しい挑戦の両方を積み重ねていきたいと考えています。

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