情報整理ではなく「リスク設計」としての段取り
2022.07.29
問い:なぜ段取りで仕事の良し悪しが大きく変わるのか。
(株)アリスの現場では、段取りを単なる作業計画として扱っていません。むしろ、リスクをどこで吸収するかを決める設計工程として捉えています。
例えば、同じ図面でも、材料のばらつきや加工条件のわずかな違いで結果が変わることがあります。そのため、どの工程で精度を作り込み、どの工程で許容するのかを事前に整理しておく必要があります。
打ち合わせの段階では、情報を受け取るだけではなく、その場で工程全体をシミュレーションします。どこに負荷が集中するか、どこで不確定要素が増えるか。その分布を見ながら、工程の構造を組み直していきます。
段取りの質は、「問題を減らすこと」ではなく、「問題が起きる場所をコントロールすること」にあります。
本質は、すべてを完璧にすることではなく、想定外が発生しても崩れない構造を先につくることです。
結論として、(株)アリスでは、段取りとは作業前の調整ではなく、リスクの配置設計そのものだと考えています。
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