思考力は、相手を理解することから始まる。
ものづくりでは、考える力が大切だと言われます。
しかし(株)アリスでは、思考力とは自分の考えを整理するだけではなく、「相手を理解しようとする力」でもあると考えています。
お客様は、どのような目的でこの部品を必要としているのか。
設計者は、どのような意図でこの形状を考えたのか。
現場では、どのような使い方をされるのか。
こうした背景まで想像することで、図面や仕様書だけでは見えてこない大切な情報に気づくことがあります。
以前、心理学を学ぶ機会があり、「人は事実・意見・気持ちを伝えている」という考え方を知りました。
事実や意見は言葉にできますが、本当に伝えたい気持ちや目的は、言葉だけでは十分に表現されないこともあります。
だからこそ、相手の立場に立って考え、その言葉の奥にある意図まで理解しようとする姿勢が大切なのだと感じました。
これは、お客様との打ち合わせだけではありません。
社内での情報共有や、協力会社様とのやり取りにも共通しています。
相手を理解しようとする姿勢があれば、認識の違いは少なくなり、より良い仕事へとつながっていきます。
研究開発現場から生産現場までのものづくりでは、技術や知識だけでは解決できない場面もあります。
そんな時こそ、「相手は何を求めているのか」を考える力が、新しい答えを導くきっかけになります。
(株)アリスは、思考力とは知識の量ではなく、相手を理解しようとする姿勢から育つものだと考えています。
これからも、お客様や仲間の想いに耳を傾けながら、一つひとつの仕事に誠実に向き合い、新しい価値を形にするものづくりを続けてまいります。