忙しいときほど、すぐに手をつけない。
仕事が重なると、目についたものから急いで始めたくなることがあります。
メールが届く。
電話が入る。
納期を聞かれる。
製造から確認が来る。
出荷の準備もある。
目の前に仕事が次々と増えてくると、「全部すぐにやらなければ」と感じることもあると思います。
私自身も、忙しいときほどそうなりやすいです。
でも最近は、そんなときこそ一度、
「今、一番先にやることは何だろう」
と考えるようにしています。
(株)アリスの仕事では、一つの案件だけが動いているわけではありません。
試作品の製作。
材料の手配。
協力会社への確認。
仕上げ。
検査。
出荷。
いくつかの仕事が同時に進んでいます。
だから、目の前に来た順番と、本当にやるべき順番が同じとは限りません。
例えば、材料を今日発注しなければ納期に間に合わないのであれば、先に手配する。
図面に分からないところがあり、その確認が終わらなければ加工できないのであれば、先にお客様へ確認する。
相手からの回答を待つ間にできる仕事があるなら、その時間に別の作業を進める。
そうやって少し整理すると、仕事の流れが見えやすくなります。
これは営業事務でも製造でも同じだと思っています。
仕事に慣れていないうちは、何が重要なのか分からないこともあります。
その場合は、自分だけで決める必要はありません。
「この二つなら、どちらを先にしたほうがいいですか」
と確認すればいい。
そうした経験を繰り返すうちに、少しずつ順番を考えられるようになります。
忙しいときに数分立ち止まることは、仕事を止めているように感じるかもしれません。
でも、その数分によって手戻りや待ち時間を減らせることがあります。
(株)アリスでは、ただ急いで動くことよりも、今何をするべきかを一度考えてから動くことも大切な仕事だと思っています。