「自分にできるだろうか」と思ったときこそ、今できることから。
新しい仕事を始めるとき、不安になることがあります。
自分に何ができるのだろう。
お客様の役に立つ仕事ができるだろうか。
周囲についていけるだろうか。
失敗して、会社や一緒に働く人へ迷惑を掛けないだろうか。
特に、これまで経験したことのない仕事であれば、そう考えるのは自然なことだと思います。
(株)アリスでも、最初から何でもできる人を前提にはしていません。
営業事務であれば、受発注の入力や書類整理、電話やメールへの対応など、まず覚えられる仕事から始まります。
仕上げ加工であれば、製品の扱い方を知り、バリを取り、表面を整え、確認する。
製造の経験がある人でも、新しい設備や材料、仕事の進め方に慣れるまでは、確認しながら進めることになります。
不安について考え続けても、完全になくなるとは限りません。
「できるようになってから始めよう」と考えていたら、最初の一歩をなかなか踏み出せないこともあります。
そんなときは、今できることを一つやってみる。
図面を開く。
必要な書類を整理する。
製品を一つ仕上げる。
工具や材料を準備する。
分からないことを一つ質問する。
それだけでも、仕事は前へ進みます。
実際に動き始めると、それまで漠然としていた不安が具体的になります。
「全部分からない」ではなく、「ここだけ確認すれば進められる」と分かることがあります。
一つできれば、次にできることが見えてきます。
そして、小さな仕事を繰り返しているうちに、自分が周囲へ役立てる場面も少しずつ増えていきます。
お客様から届いた情報を正確に製造へ伝えられた。
小さなバリに気づいて製品をきれいに仕上げられた。
加工前に確認したことで、手戻りを防げた。
忙しい人の代わりに一つ準備を進められた。
大きな成果ではなくても、それは誰かの仕事を支える立派な貢献です。
(株)アリスでは、最初から「自分はこれができます」と明確に言えることだけが、その人の価値だとは考えていません。
仕事をしながら、できることは増えていきます。
自分の得意なことも、実際に働いてみて初めて分かる場合があります。
不安がなくなるのを待つのではなく、今できることへ集中してみる。
その一歩の中から、自分が役に立てる仕事も少しずつ見つかっていくと考えています。