会社は舞台をつくれる。でも、仕事の主人公は自分で決める。
会社には、働く人のためにできることがあります。
必要な設備を整えること。
仕事を覚えられる環境をつくること。
分からないときに相談できる関係を築くこと。
一人ひとりが力を発揮できる役割を考えること。
挑戦できる機会をつくること。
(株)アリスも、そうした環境を少しずつ整えていきたいと考えています。
しかし、会社ができるのは舞台を用意するところまでです。
その舞台で、どのように仕事へ関わるのかは、一人ひとりによって変わります。
同じ仕事を任されても、「言われたことを終わらせればよい」と考えることもできます。
反対に、「なぜこの仕事をするのだろう」「もっと良い方法はないだろうか」と考えることもできます。
どちらも同じ時間を使いますが、積み重なる経験には少しずつ違いが生まれます。
例えば、最初は材料を準備するだけの仕事だったとしても、その材料が何に使われるのかを知れば、見方が変わります。
機械加工でも、言われた条件を入力するだけでなく、なぜその工具や条件を使うのかを理解すれば、別の仕事にも応用できるようになります。
事務の仕事でも、入力作業だけを見るのではなく、その情報が製作や納期へどうつながるのかを理解すれば、先回りした確認ができるようになります。
仕事の意味が分かるほど、自分で考えられる範囲は広がります。
自分で考えるようになると、任される範囲も少しずつ広がっていきます。
自分で予定を考える。
問題に気づいて報告する。
改善方法を提案する。
周囲から意見を求められる。
さらに経験を積めば、誰かを支えたり、仕事全体を見たりする役割につながることもあります。
会社から「主人公になりなさい」と言われて、主人公になれるものではありません。
自分の仕事に関心を持ち、少しずつ判断し、自分の行動によって何かが変わる経験を重ねる。
その中で、仕事への関わり方は自然に変わっていきます。
もちろん、すべてを一人で背負う必要はありません。
主人公だからといって、一人で物語をつくるわけではないからです。
分からないことは教えてもらう。
難しい仕事はチームで考える。
得意な人の力を借りる。
自分ができるときには、誰かを支える。
その関係の中で、一人ひとりが自分の役割を持つことが大切です。
(株)アリスは、働く人がただ指示を受け続ける場所ではなく、経験とともに自分の役割を広げていける会社でありたいと考えています。
会社は、そのための舞台や機会を整える。
そして、その中でどんな仕事の仕方を選び、どのように成長していくのかは、自分自身で決めていく。
一人ひとりが自分の仕事を自分事として捉えることが、お客様の研究開発から生産現場までを支える力につながると考えています。