人は変えられないという前提
2022.11.02
私は20代の頃から部下を持ち、多くの人と仕事をしてきました。
どうすれば成長するのか。
どうすれば主体的に動くのか。
どうすればもっと力を発揮できるのか。
本を読み、研修を受け、実際に試しながら考え続けてきました。
そして長年、人と関わる中で一つの結論にたどり着きました。
それは、人は他人が変えることはできないということです。
知識を伝えることはできます。
経験する機会をつくることもできます。
働きやすい環境を整えることもできます。
しかし、変わるかどうかを決めるのは本人です。
同じ話を聞いても、すぐに行動する人がいます。
同じ環境でも、自ら成長していく人がいます。
一方で、何も変わらない人もいます。
会社の仕組みや上司の関わり方は、人に大きな影響を与えます。
しかし、それだけで人が変わるのであれば、人材育成や組織づくりはもっと簡単なはずです。
私は、人が変わるきっかけは外側ではなく、内側にあると思っています。
自分で気づいたとき。
自分で必要だと感じたとき。
自分でやってみようと思ったとき。
その瞬間から、人は少しずつ変わり始めます。
だから(株)アリスでは、人を変えようとするのではなく、気づくための環境づくりを大切にしています。
研究開発でも、生産現場でも同じです。
答えを与え続けるのではなく、自分で考え、自分で答えを見つける機会をつくる。
その積み重ねが、人の成長につながり、会社の成長にもつながると考えています。