メールの向こうには、人がいる。
仕事では、毎日のようにメールを使います。
見積りの依頼。
納期の確認。
図面の送付。
お問い合わせへの返信。
協力会社との打ち合わせ。
パソコンの画面を見ながら仕事をしていると、つい「メールを送ること」そのものが目的になってしまうことがあります。
でも、本当に向き合っているのはメールではありません。
その向こうにいる人です。
返事を待っているお客様。
材料や加工の準備を進めたい製造スタッフ。
次の予定を決めたい協力会社。
一通のメールの先には、必ず誰かの仕事があります。
だから(株)アリスでは、メールを書くときも、
「自分が何を伝えたいか。」
だけではなく、
「相手は何を知りたいのか。」
を考えることを大切にしています。
例えば、納期を確認するとき。
「いつできますか。」
だけでも意味は伝わります。
でも、なぜ確認しているのかが分かれば、相手も答えやすくなることがあります。
お客様への回答が必要なのか。
製造予定を決めたいのか。
出荷の準備をしたいのか。
相手が次に何をするのかまで考えると、伝え方も変わります。
お問い合わせへの返信も同じです。
すぐに答えが出ない場合でも、何も連絡がなければ、お客様は、
「メールは届いているのだろうか。」
「確認してもらえているのだろうか。」
と気になるかもしれません。
そんなとき、
「確認していますので、少しお時間をください。」
と一言伝えるだけで、相手は状況を知ることができます。
難しい文章を書く必要はありません。
大切なのは、相手が迷わないことです。
何を確認してほしいのか。
いつまでに返事が必要なのか。
次に何をすればいいのか。
必要なことが分かれば、仕事は前へ進みます。
営業事務だけではありません。
営業も、製造も、機械加工を担当するエンジニアも、仕事の中でメールを使います。
図面について確認する。
加工方法について相談する。
問題が見つかったことを伝える。
必要な情報を次の人へ渡す。
メールは、離れた場所にいる人同士の仕事をつなぐ道具です。
だから、送信ボタンを押したところで仕事が終わるわけではありません。
相手に内容が伝わり、相手が次の行動へ進めて初めて、そのメールの役割は果たされます。
(株)アリスでは、「メールを書くこと」よりも、「メールによって仕事をつなぐこと」を大切にしています。
分かりやすく伝える。
必要なことを先に伝える。
返事を待っている人がいることを忘れない。
一つひとつは小さなことです。
でも、その積み重ねによって、お客様や協力会社、社内の仕事は少しずつ進めやすくなります。
メールの向こうには、人がいる。
その人が次に動きやすいように考えることも、(株)アリスが大切にしている仕事の一つです。