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プロ・職人・エンジニア、そして再現性の設計思想(後編)

2019.11.23

さらにエンジニアという視点では、個別の技能だけではなく、工程全体を設計し、成立させる役割が重視されます。単一の加工技術に依存するのではなく、材料選定から加工方法、段取り、検査、そして後工程への受け渡しまでを含めて、一つの流れとして成立させる設計力が中心になります。

(株)アリスが目指すものは、このどれか一つに限定されるものではありません。
プロとしての責任を持ち、職人としての精度を持ち、エンジニアとして工程全体を成立させる視点を併せ持つことです。

ここにもう一つ加えるなら、「再現性のある巨匠」という状態があります。
それは特別な才能や偶然の成功ではなく、条件が変わっても同じ品質を再現できる状態を設計として持っていることです。
個人の感覚に依存するのではなく、工程そのものが品質を生み出す構造になっていること。そこに本質があります。

偶然ではなく、仕組みとして品質を生み出せること。
個人技ではなく、工程として成立させられること。
その積み重ねが、安定したものづくりの基盤になります。

(株)アリスは、開発試作という不確定要素の多い領域において、この三つの要素――プロとしての責任、職人としての精度、エンジニアとしての設計力――を統合しながら、研究開発から生産現場までを支える存在であり続けることを目指しています。

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