「できます」より、なぜその方法なのかを伝えたい。
ものづくりのホームページには、
「この加工ができます」
「この材料に対応できます」
「この設備があります」
という情報が必要です。
私も、それは大切だと思っています。
ただ、お客様が実際に仕事を進めるときには、「できるかどうか」だけでは判断できないことがあります。
なぜ、この加工方法を選ぶのか。
別の方法では何が違うのか。
どこに注意すればよいのか。
どのような条件なら安定して製作できるのか。
そうした部分まで分かることで、初めて自分の案件に使える情報になることがあります。
(株)アリスでは、研究開発から生産現場まで、試作品や治具、部品などさまざまなものづくりに関わっています。
同じ形状でも、一個だけ必要なのか、数百個必要なのかによって適した製作方法は変わります。
設計変更の可能性が高い段階なら、最初から量産を前提とした方法を選ばないほうがよい場合もあります。
透明部品なら、形をつくれることだけでなく、加工後にどの程度外観を整えられるのかも大切になります。
だから、ホームページでも加工方法だけを書くのではなく、
どんな課題があったのか。
何を考えて方法を選んだのか。
実際につくるときに何へ注意したのか。
その結果どうなったのか。
できるだけそこまで伝えたいと考えています。
写真や加工サンプルを掲載するのも、そのためです。
言葉だけでは分からないことを、できるだけ実物に近い形で見ていただく。
遠方にいても、
「こういう加工なんだ」
「この会社なら一度相談できそうだ」
と感じていただければと思っています。
私は、技術を伝えるというのは、難しい専門用語をたくさん書くことではないと思っています。
お客様が自分の仕事に置き換えて考えられる情報を出すこと。
(株)アリスでは、「できます」で終わらず、「なぜそうするのか」まで伝えられるホームページを目指しています。