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過去は変えられない。でも、次の判断には活かせる。

2022.03.31

仕事をしていれば、うまくいった経験もあれば、失敗した経験もあります。

あのとき、別の方法を選んでいればよかった。

もっと早く気づくことができたのではないか。

違う判断をしていれば、結果は変わっていたかもしれない。

振り返れば、いろいろなことを考えます。

しかし、過去に戻ってやり直すことはできません。

だから(株)アリスでは、過去を後悔するために振り返るのではなく、次の判断へ活かすための「データ」として捉えることを大切にしています。

ものづくりでも同じです。

加工した結果、狙った寸法にならなかった。

想定以上に材料が変形した。

工程に時間がかかり、予定していた納期に余裕がなくなった。

一度起きたことを、ただ「失敗だった」で終わらせれば、その経験はそこで止まります。

しかし、

なぜ、その結果になったのか。

どの条件が影響したのか。

どの段階で気づけたのか。

次に同じような仕事があれば、何を変えるのか。

そこまで整理すれば、失敗は次の仕事を良くするための情報になります。

うまくいった経験も同じです。

なぜ今回は安定して加工できたのか。

どの工程や判断が良い結果につながったのか。

別の形状や材料にも応用できないか。

成功した理由も残すことで、偶然ではなく再現できる技術へ変えていくことができます。

過去を活かすことと、過去に縛られることは違います。

以前失敗したから、今回も無理だと決めつける。

昔はこの方法だったから、今も同じ方法を続ける。

そうしてしまうと、経験が新しい可能性を狭めることがあります。

設備も変わります。

工具も進化します。

新しい材料や加工方法も生まれます。

自分たちの知識や経験も増えていきます。

過去の条件と、現在の条件は同じではありません。

だからこそ、経験は参考にしながらも、目の前の状況を改めて見て判断する必要があります。

(株)アリスでは、昔の成功や失敗そのものにとどまるのではなく、そこから何を学び、今日の仕事にどう活かすかを重視しています。

過去は変えられません。

しかし、過去から得た情報によって、これからの選択は変えられます。

経験を冷静に整理し、次の仕事を少し良くする。

その積み重ねが、未来のものづくりの質を高めていくと考えています。

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