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現地を見ることは、答えを決めることではない

2014.05.31

現地へ行く意味は大きいと思います。

写真では分からない高低差があります。

川までの距離があります。

森の深さがあります。

神社から水面が見えることもある。

墓が思っていたより集落に近いこともあります。

でも現地へ行ったから、自分の考えが正しくなるわけではありません。

ここは大事です。

現地で受けた印象も一つの材料です。

「ここは守りやすい」

「ここから水路がよく見える」

「この距離なら歩ける」

こういう感覚は地図だけでは分かりません。

でも、

「だから必ずこうだった」

にはならない。

現地も、文献も、伝承も、物証も同じです。

一つだけで全部を決めない。

現地へ行く。

その後でまた資料を見る。

地図へ戻る。

別の説を読む。

もう一度考える。

その往復が大切です。

現地は答えを与えてくれる場所ではなく、考える材料を増やしてくれる場所なのだと思います。

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