歴史は、何度でもやり直していい
2014.06.01
一度考えた歴史像を変えるのは、恥ずかしいことではありません。
新しい遺跡が見つかる。
年代測定が変わる。
今まで知られていなかった文書が出てくる。
古地形の研究が進む。
DNA解析によって人の移動が見えてくる。
そうすれば、昔の説明が変わることがあります。
それでいいと思います。
むしろ歴史で怖いのは、
「もう決まっている」
と思ってしまうことです。
一度権威ある人が説明したから。
教科書に書いてあるから。
行政の案内板に書かれているから。
それを理由に、それ以上考えなくなる。
でも昔に戻って本人に聞くことはできません。
私たちが持っているのは、残された断片だけです。
だから新しい断片が増えれば、組み立て直す。
前に考えたことが違っていたら直す。
それでいい。
このシリーズでも同じです。
今ある材料を見て、私はこう考える。
でも新しいものが出れば、また考える。
完成しないからこそ、歴史は面白いのだと思います。
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