日本の家族は、いつから小さくなったのか
2013.10.12
家族の人数が減った、という意味だけではありません。
家族という言葉が指す範囲そのものが小さくなった。
昔は、近所の人も子どもを見た。
地域の老人も教えた。
祭りではいろいろな世代が一緒になった。
困った時には周りが手伝った。
ところが少しずつ、
子どもは親が育てる。
老人は家族が見る。
家庭の問題は家庭で解決する。
という考え方が強くなっていく。
すると、一つの家族が背負うものが増えます。
私は、現代の家族が苦しくなった理由の一つはここにあると思っています。
昔の家族が楽だったという話ではありません。
生活は今よりずっと厳しかった。
でも、
家族だけで全部を背負わなくてもよかった。
周りに地域があった。
だから家族は小さくても、支える輪は大きかった。
今は家族の人数も少なくなり、地域とのつながりも弱くなった。
すると少人数でたくさんのことを抱えることになる。
家族が弱くなったのではない。
家族だけに任せすぎる社会になった。
私はそう思っています。
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