製造業未経験から始めて、仕事が分かるようになるまで
製造業の営業事務に興味がある。
パソコンは使えるし、人と話すことも好き。
だから仕事そのものには興味がある。
でも、製造業は経験がない。
「専門的なことを覚えないといけないのかな」
「部品のことも図面のことも分からないけど、大丈夫かな」
そんなことを考えると、面白そうだと思っても、応募するところで迷ってしまいます。
実際に仕事を始めたとき、最初から製造のことを全部知っている人はほとんどいません。
まずは、自分が担当する仕事を覚えるところから始まります。
電話やメールでお客様から届く問い合わせを見る。
何を依頼されているのかを確認する。
分からないところがあれば聞く。
見積について確認する。
納期について確認する。
そして、確認した内容をお客様へ伝える。
こうした仕事を繰り返すうちに、少しずつ製造業のことが分かってきます。
最初は材料の名前を聞いても分からない。
加工方法を聞いても分からない。
図面を見ても、どこを見ればいいのか分からない。
それでも、仕事の中で何度も出てくれば覚えていきます。
以前に聞いたことのある材料なら、「これは前にも出てきた」と気づく。
同じような問い合わせなら、「ここを確認しておいたほうがいい」と分かる。
前は誰かに聞かなければならなかったことが、自分で確認できるようになる。
こうして、仕事の中で知識が積み上がっていきます。
営業事務だからといって、製造の専門家になる必要はありません。
でも、お客様と話すためには、少しずつ仕事のことを知っていく必要があります。
そして、その「分かること」が増えるほど、お客様とのやり取りも変わってきます。
最初は聞かれたことに答えるだけだったのが、
「それなら、ここも確認しておきましょう」
と一歩先を考えられるようになることがあります。
営業事務の仕事は、パソコンを使って処理するだけではありません。
人と話して、情報を集めて、確認して、社内につなぐ。
その仕事を繰り返す中で、製造業の知識も身についていきます。
未経験だからこそ、最初は分からないことが多い。
でも、分からないことが少しずつ分かるようになっていく過程があります。
「製造業だから難しい」のではなく、知らないことを一つずつ覚えていけばいい。
そう考えると、未経験から始めることへの見え方も少し変わってきます。