小さな判断の経験が、自分で動ける人をつくる。
仕事を始めたばかりの頃は、分からないことが多くて当然です。
何を先にするのか。
どこまで自分で進めてよいのか。
どの段階で確認すればよいのか。
最初からすべてを自分で判断することは難しいと思います。
(株)アリスでも、経験の浅い段階から何でも一人で判断してもらうわけではありません。
まずは仕事の流れや基本的な考え方を知り、確認しながら進めるところから始まります。
ただ、いつまでも細かな指示を受け、その通りに作業するだけでは、自分で考える力はなかなか身につきません。
そのため、仕事に慣れてきたら、少しずつ自分で考える場面を増やしていきます。
例えば営業事務であれば、最初は受発注の入力や書類の整理、電話やメールへの対応などから仕事を覚えます。
慣れてくると、
「この納期は一度確認したほうがよさそう」
「この内容は製造側へ先に伝えておいたほうがよい」
「材料の手配を早めたほうがよいのではないか」
と、自分で気づくことが増えてきます。
もちろん、判断に迷えば相談すれば構いません。
大切なのは、何でも一人で決めることではなく、自分なりに一度考えてみることです。
仕上げや検査の仕事でも同じです。
最初は、教わった方法でバリを取り、製品を仕上げ、寸法や外観を確認します。
経験を重ねると、
「いつもと少し仕上がりが違う」
「この部分は、もう一度確認したほうがよい」
「この状態のまま次工程へ渡してよいだろうか」
といった小さな違いに気づけるようになります。
こうした一つひとつの経験が、判断する力になっていきます。
(株)アリスでは、「自分で考えて動く」ということを、最初から何でもできることだとは考えていません。
教わる。
やってみる。
分からなければ聞く。
次は自分で考えてみる。
少しずつ任される範囲を広げていく。
その繰り返しによって、自分で判断できる仕事が増えていきます。
仕事を任せられるようになるのは、特別な人だけではありません。
目の前の仕事を丁寧に覚え、小さな判断を一つずつ積み重ねていく。
(株)アリスでは、そうした経験の積み重ねが、自分で仕事を進められる力につながると考えています。