3年間、本気で向き合えば仕事の景色は変わる。
3年という時間を、長いと感じるか短いと感じるかは人によって違います。
仕事を始めたばかりのときには、3年先はずいぶん遠く感じるかもしれません。
しかし、一つの仕事へ継続して向き合う時間として考えると、3年間には大きな可能性があります。
最初の頃は、分からないことばかりです。
図面を見ても、どこが重要なのか分からない。
材料の違いもよく分からない。
先輩から言われたことを覚えるだけで精いっぱい。
自分の判断だけでは、仕事を進められない。
それでも、毎日の仕事を続けていると少しずつ変化が生まれます。
半年後には、以前より図面の内容が分かるようになる。
同じような形状を見れば、過去の仕事を思い出せる。
一年後には、自分で準備や確認を進められる仕事が増えてくる。
失敗しても、何を確認すればよいのか少しずつ分かるようになります。
さらに経験を積めば、「前にも似たことがあった」と、自分の経験から判断できる場面が増えていきます。
この変化は、毎日見ていると分かりにくいものです。
昨日と今日だけを比べれば、大きく変わっていないように感じます。
しかし、一年前の自分と比べれば、できることや考えられることが増えている。
三年前と比べれば、仕事を見る景色そのものが変わっていることがあります。
(株)アリスでは、最初から完成された技術者であることを求めていません。
ものづくりに興味を持つ。
まずやってみる。
分からないことを質問する。
教わったことを自分で試してみる。
失敗したら、原因を考える。
昨日できなかったことを、一つできるようにする。
その繰り返しが大切だと考えています。
また、3年間ただ同じことを続ければよいわけではありません。
経験を振り返り、自分なりに考えながら積み重ねることが必要です。
「なぜ、こうするのだろう」
「もっと良い方法はないだろうか」
「次は、自分一人でやってみたい」
そうした小さな意識が、同じ時間を成長のための時間へ変えていきます。
技術の習得には時間がかかります。
だからこそ、短期間で結果を急ぎすぎる必要もありません。
今日一日ですべてができるようになる必要はない。
ただ、昨日より一つ理解する。
昨日より一つできることを増やす。
その積み重ねを続けていけば、数年後には大きな力になります。
(株)アリスは、研究開発から生産現場までのさまざまなものづくりを経験しながら、時間をかけて技術を自分のものにしていける会社でありたいと考えています。
一つの分野へ真剣に向き合った時間は、決して無駄にはなりません。
その積み重ねが、いつか「自分で考えて仕事ができる」という自信へ変わっていくと考えています。