過去の経験は、未来の判断基準になる
2022.08.11
ものづくりでは、思いどおりにいかないことがあります。
期待した結果にならない。
原因がすぐには分からない。
何度試しても改善しない。
そうした経験は、決して珍しいことではありません。
そのとき大切なのは、失敗しないことではなく、その経験から何を学ぶかです。
なぜ、その結果になったのか。
何が足りなかったのか。
次は何を変えるべきなのか。
事実を整理し、一つずつ検証していくことで、経験は知識へと変わります。
私は、経験とは単に長く仕事をしてきたことではないと思っています。
経験とは、過去の出来事を次の判断に活かせることです。
同じような課題に出会ったとき、「以前にも似たことがあった」と思い出せる。
その積み重ねが、より良い判断につながります。
研究開発の現場でも、生産現場でも、すべてが予定どおりに進む仕事ばかりではありません。
だからこそ、一つひとつの結果を大切にし、その経験を次の仕事へつなげていくことが重要です。
過去は変えることができません。
しかし、過去の経験が持つ意味は変えることができます。
失敗で終わらせるのか。
次の改善へつなげるのか。
その違いが、技術の差となり、判断力の差となって表れてきます。
(株)アリスでは、経験を積み重ねるだけでなく、その経験を整理し、学び、次の仕事へ活かすことを大切にしています。
過去は振り返るためだけにあるのではありません。
未来をより良く判断するための、大切な財産です。
その積み重ねが、研究開発から生産現場までを支える、再現性のあるものづくりにつながると考えています。